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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,マダニのウイルス感染症の注意喚起のために持ち込まれた標本のマダニが逃げたというものがあったので,取り上げてみました。

 マダニは,宮崎県庁の記者会見室に標本として持ち込まれたものです。
 この会見では,マダニが媒介するウイルス感染症である重症熱性血小板減少症候群の注意喚起を行うという目的がありました。
 このマダニは体調が2〜3ミリだそうですが,机に並べてピンセットで掴もうとした際に見失ってしまったということでした。
 そして,最終的には殺虫剤をまく騒ぎになってしまったということでした。

 とりあえず,お粗末なニュースという印象が拭えないものだったと思います。
 マダニはとても小さいですし,特にピンセットで掴んで見せる必要性も乏しかったでしょうから,それらを考慮するとピンセットで掴もうとする冒険に出る必要はなかっただけに,非難を受けることも致し方ないと思います。
 また,報道してもらうだけが目的であれば,生きたマダニを使う必要もなかったと思いますし,そういった意味でも方法論に誤りが多かったように思います。
 この感染症は命の危険ももたらしかねないものですから,マダニが逃げたという記者室は一時的にパニック状態になってしまったかもしれません。

 ただ,一方で,マダニ問題は対処も難しく,一般的にもっと周知されるべきですから,この騒動によってマダニというものが危ないものだということが周知されるならばよいと思いました。
 おそらく,このような騒動があったからこそ,私は強固のような会見をしたということをしれたのですし,ある意味印象づけができたという意味では,県庁の信頼は落ちてしまったものの,会見の目的は成功だったというべきだと思います。

 とりあえず,このニュースの教訓は,マダニに気をつけるということだと覚えておくことにしたいと思いました。


 今日の阪神は,広島さんと直接対決でしたが,残念ながら初戦を落としてしまいました。

 今日の試合ですが,藤浪さんがうまく機能したとは言いづらく,各投手陣の仕事ぶりについてはいろいろといいたいこともあるものの,とりあえず大変面白く,そして今季の順位を象徴する試合だったといってもよいものだったように思います。

 阪神打線は,劣勢から始まった展開にもかかわらず,最後の最後まで追いつく姿勢を崩さない,大変見事な粘り強さを見せてくれました。
 特に,9回の福留さんのホームランでついに逆転した時には,これで勝てれば今季の優勝の可能性が一気に高まると思っていました。
 しかし,勝利への意地は広島さんの方が一枚上手で,最後の最後でサヨナラホームランで敗戦を喫してしまいました。

 上記の通り,阪神投手陣の問題は色々とあるものの,それでもこれだけの試合を見せてくれたのであればもういうことはあまりありません。
 そして,今日の試合結果をもって,おそらく阪神は広島さんを逆転することは相当難しいということが分かりました。
 今季は,どうやら阪神がいかに粘っても,広島さんが一歩先を行く形で終わってしまうという,今季の全般的な展開を地でいくような試合展開だったと思えてなりません。
 もしもそうであれば,実力差は極めて僅差でしたから,大変残念きわまりないのですが,それでもとても楽しませてもらえたことも事実です。
 また,広島さんの課題もある程度見えた気がして,それをCSに生かせれば日本シリーズ進出の可能性も十分あるように思えました。
 それだけに,今日の試合はいろいろな思いをもって見ていましたが,最終的に阪神が日本シリーズに進出できるよう,その糧としてこの経験を生かしてもらいたいと願ってやみません。

 いずれにせよ,今日マジック12が点灯し,一気に追い込まれたように思えます。
 阪神は,最低勝ち越しが目標なだけに,明日明後日は勝つ以外にないわけですが,少なくとも今日のような最後まで諦めない,最後の最後まで試合を見ることを途切れさせないような試合をしてもらいたいと思います。

 最後に,今日のような面白い試合を見られて本当によかったです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:55

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