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2017.10.03 Tuesday
 こんばんは。


 先日福岡の高校で,授業中に生徒が教師に対して暴力を振るう動画がネット上で話題となり,暴力を振るっていた生徒が逮捕されるという事件が起きました。
 この事件後,この高校では謝罪文を出しましたが,その謝罪文の文章がどうも的を射ていないということがまた大きく話題になりました。
 具体的には,その謝罪文では,暴力行為について問題視しているというような記載もあるものの,SNSの利用についても問題視しており,最終的には暴力行為に関する教育よりもSNS等のITに関する教育をしっかり行っていきたいという形で終わっていました。
 この謝罪文について,ネット上では,暴力行為が本来的な問題であるのに,SNSで犯行を拡散した行為の方を咎めているように見えていたため,あたかも高校がSNSで拡散されなければ問題を隠蔽できたのだから拡散させた生徒が悪いと論点を間違えているのではないかという批判が多く見受けられました。
 私自身,謝罪文を読んでみたところ,本来問題とすべきはSNSの拡散ではなく暴力行為を抑制することであるにもかかわらず,SNSという手段を問題視しているということは世間に拡散されなければ暴力行為が表に出なかったのにというようなニュアンスにとることもできると思って,違和感を感じました。

 そして,さらに今日の記事では,この謝罪文が,以前に他の高校で問題が発生した時の謝罪文と本体部分が類似しているというということが指摘され,さらに大きくネット上では話題になっていました。

 この類似しているという文章と比較してみたところ,確かに中盤からは非常に類似していると思われ,特に終盤の方はそのままというように思えました。
 謝罪文というのは,その性質上ある程度類似することは致し方ないとは思うのですが,これだけ類似していると偶然一致したものとは考えがたく,別の高校のものをコピペしてきたのではと疑われかねないものだと思います。
 そして,もしもコピペをしてきたのであるならば,上記の的を射ていない謝罪内容というのも頷けます。
 別の高校の謝罪文はSNSに不適切な書き込みを行ったことに関連する謝罪文であり,本件とは異なって暴力行為という要素がなかったのですから,今後一層のIT教育に取り組むという結語は頷けるものだと思います。
 もしもそれを今回の謝罪文のためにもってきたのだとすれば,上記の通り問題の本質はSNS利用ではなく暴力行為ですから,本質の異なる謝罪文になることは予想されるところであって,それゆえに別の高校のものをもってきたのではないかというように思えてしまうのです。

 コピペでないのであればいいのですが,それでもそのように疑われたということ自体が教育機関という性質上大きく問題であろうと思います。
 例えば,高校では読書感想文の宿題やレポート作成の課題などないでしょうが,仮にそのようなものがあった場合に生徒がネット上で見つけてきたものをコピペして仕上げてきたとした場合,学校側はそれに対して強く指導できないように思えます。
 ある意味生徒からカンニングを正当化する抗弁の一つとして用いられる懸念があり,その点で今回のように疑われる行為を教育機関が行ったということが非常に大きな問題であろうと思うのです。

 高校としては,コピペであるというわけにはいかないでしょうから,偶然一致してしまったというしかないのだろうとは思いますが,ここまで類似してしまうとその信用性も疑われるもので,極めて厳しい立場に立たされるように思えます。
 暴力行為や逮捕の妥当性,暴力行為発生時のクラスの状況,SNS拡散など今回の事件では多様な問題がありますが,できればその中でも学校は毅然とした対応をとって状況の回復に努めてもらいたいものです。


 阪神にシーズン途中でやってきた助っ人外国人ロジャースさんが近日中に帰国する予定という記事を見ました。

 ロジャースさんは,一時的に活躍したものの,インコースが得意ではないという弱点を見抜かれてしまったこと,助っ人外国人に求められるパワーのレベルになかったことなどから,あまり一軍で起用されませんでした。
 苦手なコースについてはあまりわかりませんでしたが,パワーがそこまでなかったことは来日前から分かっていたことだと思われ,それをこのような形で契約終了に向かわせることはどうなのだろうかと思います。

 ロジャースさんは,二軍でもそれなりにがんばっていましたし,ベンチでも雰囲気をよくしようと努めていた優良外人であろうとは思いますが,それでも望むレベルになかったのであれば結果として契約終了は仕方ないでしょう。
 ただ,もしもこの結論が来日前からわかりきっていたことであったならば,もう少し首脳陣は考えて人材獲得をやってもらえないかと思わずにはいられません。
 しかも,これからクライマックスシリーズを迎えるという段で帰国を許してしまうというのは,戦力としても期待していないということですから,失礼なやり方ではないかと思ってしまいます。

 このところ外国人打者の獲得については過去の駄目外人列伝を思い起こさせる感じになりつつありますが,有能なスカウトはいないものかと悩ましいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:58

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