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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,短大の女子トイレに侵入して2時間立てこもったという男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 男は27歳の塗装工で,建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されたということでした。
 調べに対して,女子トイレに入ったことは間違いないが,おなかが痛かっただけと述べているそうです。
 男の逮捕容疑は,犯行当日昼頃,正当な理由がないにもかかわらず短大の女子トイレの個室に侵入したというものです。
 隣の個室にいた短大1年の女子学生が,頭上で不審な音を聞き,見上げたところ男の頭が見えたということでした。
 通報を受け,短大の警備員や警察署員が現場に駆けつけたものの,男は約2時間近く個室に閉じこもっていたということでした。

 男の供述は,おなかが痛くてトイレに入っただけということですが,その供述が真実であるかどうかを検証するに当たっては,男が短大に入っていった理由を確認する必要があると思います。
 もしも女子トイレの位置が屋外の門の近くにあり,かつ隣接して男子トイレがないのであれば,男が短大近くを通過した際に目に付いたトイレに駆け込んだという可能性はあると思います。
 ですが,一方で屋内にあった場合は,おなかが痛いはずなのにわざわざ短大内に入ってトイレを借りる,しかも男子トイレではなく女子トイレを借りるという可能性は極めて低く,その供述は真実とは認められづらいのではないかと思います。
 また,屋内のトイレだった場合,男が短大に塗装等の仕事で来ていたのかどうかも問題になるでしょうが,特に用事もなく入ったのであればこの弁解は認められないように思われます。

 さらに,男の供述の信用性については,隣の個室にいたという女子学生の供述に信用性が認められれば,極めて認められづらくなると思われます。
 すなわち,この女子学生は,不審な音を聞いて見上げたら,頭上に男の頭が見えたということですが,通常は故意的に隣の個室をのぞき込もうとしないと人の頭が見える高さの衝立ではないと思います。
 そして,女子学生が男を陥れる動機はないでしょうし,女子学生の通報によって男が発見されたという経緯を考えると,女子学生の供述の信用性は原則として認められるように思われます。
 詳細な事情は分かりませんが,男の供述の信用性が認められるための要素を見つけるのはやや難しいのではという感じがします。

 加えて,男が2時間近く立てこもったという理由についても確認する必要があると思います。
 ただ,これについては,一般論としても,気が動転して出て行きづらかったという可能性もあるので,供述の信用性を考える要素としてはプラスにもマイナスにもなるように思われます。

 この件の顛末はおそらく報道されないのではないかと思うのですが,一応気になるので,もしも続報があれば見てみたいものです。


 阪神が獲得を企図しているロザリオさんですが,メジャー復帰を希望しているという記事を見ました。
 この記事を見ていて,メジャー球団が具体的に名乗りを上げているのであればともかく,そうでないのであればまだ阪神の獲得見込みはあると思っています。
 というのは,そもそもロザリオさんがメジャーリーグから関心を寄せられていたのであれば,昨年にメジャー復帰していると思ったからです。

 そもそも,ロザリオさんは,捕手としてメジャーで活躍していたものの,捕手としては起用しづらいがために,韓国リーグに渡って主にファーストとして起用されていたと思います。
 以前聞いたところでは,メジャーではファースト専門でいるのであれば相当程度の打撃がなければ難しいという話ですから,確かにロザリオさんの打撃は素晴らしいものがあるとしても,メジャーリーグから見てその評価はファースト専門としては積極的に写るのか,疑問があります。

 韓国リーグでは2年連続で3割30本100打点をマークしているものの,メジャーリーグが韓国リーグでの活躍をどの程度評価しているのかは未知数だと思います。
 特に,韓国リーグは打高投低の傾向にあり,韓国リーグで打撃成績がいいことがメジャーでの活躍を約束させるだけのものと評価されるかといわれればどうなのでしょうか。

 マイナー契約であれば十分可能性はあると思うものの,マイナー契約でいいのであれば去年ロザリオさんはアメリカに復帰していると思われ,そうであればこそメジャー契約を希望しているのではというように思えます。
 そして,そうであるならば,阪神にやってくるという可能性はまだ十分あると思いますし,その可能性を探る作業を止めてはいけないだろうと思います。

 ただし,もしもどうしてもロザリオさん獲得が困難な場合,選択肢としては中田翔さん,もしくは読売から離れることになった村田さんでしょうか。
 中田さんは,今季こそ成績が振るわなかったものの,元々の実力は高い方ですから,年齢も相俟って,まだまだ活躍が見込めるように思います。
 一方で,年齢が若いため,今後中田さんをファーストに起用した場合,原則として中田さんを起用し続けるチーム構想となるでしょうが,中田さんは打線の軸となる選手である以上,もしも今季のようにあまり振るわない成績であった場合には阪神打線が当面中田さんと心中する可能性も否定できません。
 その点,村田さんは,ベテランの域にありますから,失礼ではありますが,チーム構想としても短期的な視点から組んでいきやすいとも思われ,阪神がほしがっていた主砲を埋め合わせるのに適した人材だというようにも思えます。
 個人的には,これまで読売で出場機会を奪われて悔しい思いをし続けてきた村田さんを獲得して阪神打線を強化する策はありだと思っているのですが,その辺りはどうなのでしょうか。
 あれだけの選手が宙に浮いている状態はあまり健全ではないと思うので,個人的にはその当たりを検討してもらえるとうれしいのですが。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:59

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