こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,ゲームセンターのクレーンゲーム詐欺で逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。
問題のクレーンゲームについては,景品がとれないように設定した上で,「絶対とれる」「今止めたらもったいない」などと嘘を言って約47万円をだまし取ったということでした。
店舗では,店員がデモンストレーションなどで簡単にとれる様子を疲労していたそうですが,その後に機器の設定を変えて,景品がとれないように細工していたということです。
店内にはボタン操作でカッターの刃を使って紐を切って景品を狙うなどの数種類の機械があり,1回当たり500円のものから1万円のものもあったということで,設定でクレーンゲームの成否を変更できる仕組みになっていたということでした。
この事件によって,社長と従業員ら計6人が逮捕されたということでした。
率直にこの事件の一報を聞いた時には,この手のことで刑事事件化されたということで驚きました。
というのは,クレーンゲームのように技術と運の絡むゲームについて一見すると詐欺を立証することは難しそうで,警察はあまりこの手の事件に介入しないのではないかと思ったからです。
また,クレーンゲームでどうやっても景品をとりようがないというものは昔からよく見てきており,あれを刑事事件化したというのはゲームセンターにおける歴史が一つ転換点を迎えたのではというように思います。
警察が本格的に介入すれば結構多くのゲームセンターで出てきそうな案件なのですが,そのような前例がこの件で出来たということが日本中のゲームセンターに対して警鐘を鳴らすことになるのではというように思います。
警察が今回動いた理由としては,被害額が47万円と大きかったことが上げられるように思えます。
被害者は4人でこの被害額ということですから,おそらくこの被害は氷山の一角で,これまでもこのような形でずいぶん利益を上げていたのではと想像されます。
そして,店員側もデモンストレーションやもっとやるようにとあおっていたということで,さらに設定で成否を変更できるというシステムもあるとなれば,さすがに相当悪質な事案であるといわざるを得ないかもしれません。
私は,これまでクレーンゲームをほとんどやってこなかったため,人によっては一目見て景品がとれる台とそうでない台とが見分けられるのではないかと思います。
問題は,そこまでの領域に達しない,多少の成功体験はあるものの,見分けられるほどの技量を持っていない人がターゲットになったと思われます。
今後クレーンゲームで景品がなかなかとれないという場合,警察に通報するというパターンが出てくるように思われ,もしもプログラム設定で景品がとれないようになっていたとなれば,同じように刑事事件化されてしまうと思います。
勝手な想像ですが,ある程度の数のゲームセンターが大なり小なりそんなことをしていたのではと思うのですが,これからは少しでも景品がとれない場合には警察が介入する可能性があり,非常にクレーンゲームの営業がやりづらくなったというべきでしょう。
このことは,善良な経営をしているゲームセンターにとっては致命的な問題となりますし,大半のゲームセンターはこの業者に対してなんてことをしてくれたんだと恨みを持つことだろうと思います。
阪神の来季の開幕ショートに西岡さんが急浮上という記事を見ました。
今のショートの主な候補は北條さん,糸原さん,植田さん,大山さん,熊谷さんだろうと思いますが,西岡さんと彼らを比べた場合,西岡さんの優れているところは打撃でしょう。
勝負強い打撃は実績もあり,不振の時期でも相手チームには脅威を与えることは出来るだろうと思います。
一方で,西岡さんがほかの候補選手らと比べて問題のある部分は守備だと思います。
特に,右肘の状態が悪いと聞いており,果たしてショートからファーストまできちんと送球し続けることが出来るのかが大いに問題だと思います。
阪神は,大和さんを失い,守備をどのように考えるかというのが一つの大きな課題になっています。
守備を重視する布陣で行くならば,今のところ植田さんが最有力なのでしょう。
ただ,植田さんは打撃に難があり,打撃と守備のバランスを考えるならば北條さんにやってもらいたいとは思います。
ただ,北條さんは,今季は打撃不振に苦しみ,昨季ほどの活躍が出来なかったため,やや安定感に欠けると思います。
糸原さんは,決定的な場面で打てる打撃が大いに評価されるべきだとは思いますが,守備の面ではもう少し向上する必要があるでしょう。
熊谷さんは守備は素晴らしいと聞いていますが,ルーキーですし,打撃があまり良くないという話もあるので,まずは2軍で鍛錬でしょう。
大山さんは,急造でのショートですから,守備面で過度な期待は出来ないと思いますし,どうしても起用したい時に起用するということになるのでしょうか。
そうなると,西岡さんは有力選手ではあろうかと思うのですが,果たして送球ができるのか,あれだけ何度も怪我をしており,守備の要所であるショートを担当した場合,1年通じてプレーをし続けられるのか,いろいろと疑問はあります。
仮に大和さんがいたとしても,打撃が不安定であること,スタミナを欠くことから,やはりショート問題は残っていたでしょうし,各選手とも決め手を欠くというべきだと思います。
それだけに,春のキャンプで調子の良い人が最有力となるのではないかと思います。
個人的には,将来のチーム構成を見据えれば,北條さんか糸原さんに出てきてもらいたいとは思うのですが,植田さんの打撃が向上すれば誰も文句を付ける人もいなくなるでしょうし,その当たりも見所でしょう。
また思いついたら書きます。ではでは。
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