こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,インドで,エンジンのない列車が乗客1000人を乗せて約11キロ逆走したというものがあったので,取り上げてみました。
記事を見る限り逆走の原因はよくわからないのですが,エンジンを積んだ動力車が先頭で,乗客の乗る列車がそれに接続する形のもののようで,動力車と後続車が何らかの理由で離れてしまったのだろうと思われます。
鉄道省の担当者によれば,車両を切り離す際のブレーキ操作を誤ったか,使わなかったかしたことがあり得るそうで,現時点では従業員7人が停職処分となったそうです。
この列車は,最終的に,機転を利かせた鉄道会社の従業員が線路上に岩を置いて止まったということで,乗客や乗務員にけが人はいなかったそうです。
インドでは,車両の多くは旧式で,このような事故はあまり珍しくないそうです。
去年11月には,旅行中のインド人農家の集団を乗せた電車が時速160キロで間違った方向に走ったことがあったそうです。
また,昨年8月には,電車が脱線して,少なくとも23人が死亡したということでした。
記事を見ている限り,原因は判然としないのですが,おそらく進行方向に向かって傾斜のある線路で,動力車と切り離されてしまったエンジンのない車両が,傾斜の坂を下っていったことが逆走の原因なのではないかと思われます。
動力車と後続車を切り離すに当たっては,きちんとした手順をとらないと後続車が重力に従って坂を下っていってしまうのだと思われ,それゆえに定められた手順に従わなかった従業員が停職処分となったのでしょう。
インドといえば,偏見で屋根まで上っている満員列車の絵が思い浮かびますが,今回の車両は22両と多かったにもかかわらず乗客が1000人だったということですから,おそらくいわゆる満員列車になるような時間帯の電車ではなかったのでしょう。
岩で止まったということであれば,列車にもそれなりの衝撃がかかるのだろうと思われ,満員であればけが人も出ていたでしょうし,その点は不幸中の幸いだったと思います。
体よく岩があったからよかったというべきなのかもしれませんが,乗客1000人を乗せた22両の列車を止める岩となればそれなりの重量と大きさが必要と思われ,どんな岩をどうやって運んだのか,結構気になります。
インドの鉄道事故の話は時々耳にしますが,抜本的な解決を図るにはいろいろと問題があるのでしょう。
今回は不幸中の幸いということでけが人等もいなかったですが,これを教訓に事故が起こりにくい体制が出来ていってもらいたいものです。
今日の阪神と広島さんの一戦ですが,甲子園開幕戦ということもあってなんとか勝ってほしいと思っていたところで勝ててよかったとは思います。
ですが,阪神側には,糸井さんや高山さんの走塁ミスなどもあり,広島さんの方もミスが目立ちましたし,結果こそよかったとはいえしょっぱい試合だったように思いました。
また,最後も糸井さんの前進守備があったからこそ何とか捕れた球でしたし,あれが捕れなかったら同点でしたから,すれすれの展開だったとも言えます。
それだけに,今日の勝利を手放しで喜ぶのは出来ないとは思っています。
先発の小野さんは,ボール先行が多い苦しんだ投球で,5回3失点という結果でしたが,一応先発として最低限の仕事は出来たと思います。
小野さんが先発ローテーションの一角で仕事が続けられるかどうかは阪神が安定的に勝ちを拾えるかどうかの一つの問題だと思っていたので,今日の投球は危ないところはあったとはいえ,まずまずだったというべきでしょう。
伊藤隼太さんは,代打の難しい場面でしたが,きちんとタイムリーを放ってくれて,結果これで勝つことが出来ました。
伊藤隼太さんの勝負強い打撃は今年も健在で,頼りになりそうです。
これで守備がよければスタメンもあり得たところですが,それは今後の状況を見ながら判断されるべきでしょう。
明日の先発はルーキーの高橋さんということで,非常に楽しみです。
まだ未完成な部分は多くありますが,あの直球が広島打線にどこまで通用するのかは見物だと思います。
もしも広島打線にある程度通用するならば,今後は別球団にもかなりいけると思いますし,明日の出来は大いに楽しみにしております。
尾仲さんは1軍に合流しましたが,どうやら中継ぎとしてということです。
個人的には,先発として育成するならば中途半端に中継ぎとして1軍に呼ばない方がいいのではないかという気もしているのですが,中継ぎの枚数は多いに越したことはないという判断なのでしょうか。
尾仲さんもまだ発展途上の選手ですから,どれだけできるのか楽しみではあるものの,どちらかというとのびしろを測るというような目で見てみたいと思っています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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