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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,東京五輪を契機に首都高の料金を変更するという案が出ているという記事を見たので,取り上げてみました。

 東京都や国,大会組織委員会は,東京五輪・パラリンピック中の渋滞緩和のため,首都高の通行料金を時間帯によって上下させて交通量を調整するロードプライシングを号乳する方針を固めたということでした。
 沿線自治体との調整を経て,この夏には具体的な料金案を決める見通しということです。
 大会関係者の輸送の多い時間帯は現行料金の2倍程度とし,輸送が少ない時間帯はその分値下げする案が出ているそうです。
 大会期間中の渋滞緩和策の切り札としてだけでなく,大会のレガシーとして大会後も首都圏道路網の混雑解消に活用したいということです。

 これを見ていて,どんな人がこんな策を考えるのだろうかと疑問に思いました。
 車の交通量を少なくするようにすれば渋滞緩和になるという考えがあるのでしょうが,大会期間中は否が応でも渋滞に巻き込まれることは想像できますから,にもかかわらず車で都内に来る人などというのは本当に車で輸送することが必要な人ばかりでしょう。
 そうなると,そのような策を設けずともある程度交通量は少なくなると思われますが,その上でこのような策を設ければどうなるでしょうか。
 都内を走行する車の量がある一定程度から減少せずに,首都高の料金だけが上昇すれば,結果として下道が混むだけであり,混雑の対象が別のところに行くだけになりはしないでしょうか。
 この場合,下道は一般の観光客等に大いに影響すると思われますが,高速道路はそうではないため,混雑させるべきは下道よりも高速道路の側ではないかと思うのですが,この策を考えた人達はそうではないように考えているのでしょうか。
 そうすると,この策は結局料金の値上げをしたい人達がこぞって集まったように見えてしまいます。

 これを特に強く感じるのは,この料金体系を大会後も継続したいと考えているからです。
 大会後こそ,料金が高くなれば下道に流れるだけですから,下道が大変な混雑をすることになると思うのですが,それに対する打開策は料金値上げとワンセットできちんと講じるのでしょうか。
 それをせずにレガシーだとかいう話を聞くと,社会保険の負担などと同様,後世に負の遺産を引き継ぐだけなのではないかと思わずにはいられません。

 とかく,この件は打開策としては有用と考えがたく,料金値上げをしたいからなのではないかと思ってしまいます。
 もう少し合理的な説明を加えてもらえたり,時間帯というのがどのくらい合理的に絞られているのかを確認できたりしないと,私はこの話について不信感ばかりを持ってしまいます。
 現段階では,この策を提唱した人,賛同した人達を良く覚えておこうと,そのくらいに考えています。


 阪神が,甲子園球場のマウンドについて,硬質のアメリカメジャーリーグ仕様に改修することを検討しているという記事を見ました。
 春季キャンプからテストして,正式決定するそうです。

 個人的には,阪神の選手にあうものなのかどうかが大変気になります。
 阪神のホーム球場なのですから,阪神に有利なようにある程度までは改変してもいいと思うのですが,それが阪神選手の足を引っ張るようであれば止めてほしいと思いますし,その辺りは今はよくわかりません。
 一般的には高身長の選手は硬いマウンドの方が有利と聞いたことがありますが,もしもそうであれば阪神の投手は高身長の方が多いですし,特に不調であえいでいた藤浪さんがこれを契機に復活したらどれだけ素晴らしいことだろうかとは思います。

 ただ,あくまで個人的な意見ですが,打力の弱い阪神にとっては,マウンドの改修よりもラッキーゾーンを創設してくれた方がどれだけいいことかと思ったりもします。
 浜風もある甲子園球場をホームとする阪神は,他球団に比べてホームランと縁遠いですから,そこを補佐するような改修の方がホーム球場のアドバンテージとしてはふさわしいのではと思ったりもしました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:39

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