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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,またしても保釈中の被告人が逃走したというものがあったので,取り上げてみました。

 被告人は,監禁,強要未遂,覚せい剤取締法違反で起訴され,判決公判に出頭しなかったということでした。
 逃走した可能性があるということで,捜査当局は行方を捜しているということでした。

 先日も同じように保釈中の被告人が逃走する事件がありましたが,この1年内でそのような事件をそれなりに耳にします。
 このニュースを聞いた時,はっきり言ってまたかという思いを抱いたのは私だけではないかと思います。
 保釈の際には制限住居が指定され,身元引受人が選任されるほか,保釈保証金を積まなければならず,逃走事案ではこれが没取されてしまうわけですが,逃走した者は保釈保証金くらいであれば没取されても構わないというように考えたのでしょうか。
 このような逃走事案を見ると,もはやこれまで制限住居,身元引受人,保釈保証金という制度で運用していたことは限界が来ているということなのでしょうか。

 このような事案が増えている背景は,保釈が出やすくなったことが一因なのは間違いないと思います。
 個人的な感覚でも,10年くらい前は保釈が認められづらかったような案件でも,以前より保釈保証金も低額で保釈が認められているような傾向があるように思います。
 統計的にも保釈が認められた件数は増加しているようで,数が増えれば今回問題になっているような事件も増加するのは当然ではないかと思います。

 保釈については,そもそも身柄拘束が例外的な措置であるという法律の建前からすれば広く認められるべきだと思いますし,現在のように保釈が認められやすい状況は個人的には歓迎すべきだと思っています。
 実際,刑事事件で逮捕勾留され,その間にいろいろな人に迷惑をかけていることを反省し,1日でも早く社会に戻って仕事などをやり直す必要のある人は多いと思いますし,保釈を受けた多くの人は社会に戻った後に真面目に生活しているのだろうと思います。
 ですが,こういった逃走事案が増加することで,保釈のあり方が変わってしまうように思われ,それは多くの人にとって不利益なのではないかと思います。
 逃走した本人は自分の利益を叶えることができるのですからいいのでしょうが,そういった少数派の我儘が社会全体のあり方を変質することまで全く考えていないのでしょうし,反省もないのだろうと思います。
 保釈中に逃走したところで別の犯罪が成立するわけではないのですが,情状は極めて悪くなるでしょうし,個人的にも社会にこれだけ迷惑をかけたのですから極めて重い判断をくだされるべきだと考えています。


 本日,阪神の岡本さん,小宮山さん,山崎さん,歳内さんについて戦力外通告がされました。
 正直言って戦力外となったことは残念ではありますが,大変申し訳無いものの今回名前が挙がった方々はいずれも今回の戦力外の候補に挙がっていたと思います。
 岡本さんは,昨季はよく頑張ってくれましたが,今季の働きぶりと年齢を考えた時に難しいということになったのでしょう。
 歳内さんは,かつてはよく頑張ってくれましたが,その後は活躍する姿が見られなかったので,せめてもう一度復活するところを見たかったです。

 今回4名が戦力外として名前を挙げられましたが,個人的な考えとしては今季の活躍が見られなかった特に野手陣の状況を考えると,もっと大規模な入れ替えがされないと生まれ変われないと思いますので,まだ不足していると考えています。
 おそらく今はCS前の時期ですし,後日第2弾があると想定していますが,私はそこではそれなりに大規模な戦力外の発表があるものと思います。

 この時期のこの手の話は残酷で非常に辛いのですが,それでも今季の野手陣を考えればもっと阪神は生まれ変わりに真剣に考えてほしいと思います。
 CSには進出できましたが,このところ投打の噛み合いがよいからこの結果になったということであって,決して打撃陣が優秀だからというわけではないことをよく理解してもらいたいと思います。
 そのためにどれだけ投手陣,特に中継ぎ陣に迷惑をかけたのか,それを考えるだけで,戦力外という残酷さよりもプロ集団としての誇りを見せてもらいたいと思うのです。

 あわせて,来季の戦力構想,特に野手陣をどのように立て直すのかをきちんと見直してもらいたいと思います。
 野手陣は,昨季の最下位だったレベルとあまり変わっていないと思いますから,CS進出の結果を重視しすぎずに,血の入れ替えに積極的に取り組んでほしいと強く願います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13

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