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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、政府が、高齢者にスマホ操作を教えるボランティアを2万人以上確保する方針を掲げたというものを見たので、取り上げてみました。

 政府が掲げているデジタル田園都市国家構想の基本方針の一つがデジタル推進委員ということで、高齢者などにスマホ操作を教えるボランティア的役割の者を2022年度中に2万人以上確保する方針ということです。
 ただ、具体的にどのような活動をするのかはまだ決まっていないということです。
 また、ボランティアということで、無給だということです。

 個人的に、このニュースを見ていて、この件は色々と問題があると思いました。

 まず、無給で人を集めるということがどういうことなのかということを政府はもっと考えてもらいたいと思います。
 無給というのであれば、別の用事等があればそちらが優先されてしまうことは当然でしょうし、報酬が伴わなければ責任も生じないと考える人もそれなりにいるのではないかと思います。
 スマホ操作であれば気軽なものという前提で考えているのかもしれませんが、もしも適当な操作方法を教えることになって誤って多額の決済をしてしまうようなことがあった場合、責任はどうなるのでしょうか。もしもボランティアの責任ということになるならば、無給でリスクを負うことは馬鹿馬鹿しいですし、やろうと思うでしょうか。
 そういったボランティアが法的責任を負うような状況に至った場合、政府側で保険に加入していたりするのでしょうか。
 もしも保険が気軽に使えるとした場合、ボランティアと悪徳業者が結びついて、保険から利益を得るという構造が出てきたりしないものでしょうか。
 無給ゆえに責任もない状態にするのが理想的ではあるものの、そこまでのことがわからず、現時点では危険の可能性のみを考えてしまいます。

 この危険というのは高齢者側にとってもそうだと思います。
 ボランティアの数を増やそうとしているのであれば、数が足りない場合には質を考えずに増やす可能性もありますが、そうするとボランティアの中に悪徳業者などが紛れ込んでしまう可能性もあります。そのような者が紛れ込んだ場合、高齢者は食い物にされてしまうのではないでしょうか。
 高齢者に教える場が公民館等の公の場であればともかく、高齢者の自宅に伺うという形式で行うのであれば、それ自体が窃盗等の危険を生じさせて不安を感じさせてしまう可能性もあろうかと思います。
 そのため、このボランティアを利用する側にとっても、どのような形態で実施されるものなのか、危険はないのか、そういった点について何か担保がほしいのではないかと思います。

 少し想像するだけで多くのトラブルの可能性が想定されるものの、それらにどのように巻き込まれないようにするのか、トラブルが生じたときにどのように解決するのか、そういったことも含めて提示すべきであろうと思います。
 しかし、現時点ではテーマは掲げられているものの、不安を解消できるような情報はないように思われ、無給なのに責任だけはあるのではないかと思えてしまいます。
 こういうボランティアを希望する方がどれだけいるのかはわかりませんが、少なくとも私はやりたくないと思いました。


 今日の阪神ですが、打線の援護に恵まれ、投手がいつも通り仕事をして勝利しました。

 今日は、なんと言ってもガンケルさんとアルカンタラさんがよく頑張ってくれたと思います。
 阪神の投手陣は本当に優秀だと思いますし、シーズン序盤は投手で負けた試合があったように思いますが、あれは首脳陣がよくなかっただけだったのだなと思わされました。
 ガンケルさんについては猛打賞でしたし、投打に大活躍でした。ガンケルさんが点の入る流れを作ったからこそ勝てたと思いますから、今日はガンケルさんに頭が上がらない試合だったのではと思います。

 打つ方は、先発全員安打で、糸原さんは島田さん、小野寺さんなどもよく頑張ってくれたと思います。
 いつもの阪神に見られないようによく打ってくれまして、17安打というのはやはり出来過ぎだったように思います。
 とはいえ、17安打もあってなぜ6得点なのかと思うと、この点はいつもの阪神っぽいなというように思えます。誰かが流れを作れるまではなかなか点を入れられないのですが、今日はその流れを作ってくれたのがガンケルさんのように思われ、打撃陣は猛省してもらいたいと思います。
 大山さんのバントについては賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはあれが流れを変えたポイントの一つだと思いますので、積極的に評価したいと思います。

 阪神は、自力優勝が消えた一昨日から昨日今日と勝利しまして、多少尻に火が付いたのかもしれません。
 とはいえ、私から見ると、やはり強いチームの勝ち方とまではいえないように思われ、何かのきっかけでバランスが崩れたら負けが込んでしまうのではと不安にもなります。
 これだけヒットが出て6得点というのは、やはり打線がよくないと考えるべきだと思いますし、欲しいときに点が取れる決定力のある打者が出てきてくれないと安定的に勝てないのではと不安にも思います。
 これだけ負けている今シーズンですから、もはや負けをいくら重ねてもいいと割り切って、思い切った面白い野球を見せてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:36

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