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 こんばんは。


 今日は尼崎市の市民情報の紛失事件を取り上げてみたいと思います。

 この事件は、尼崎市の委託業者が、全市民の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したというものです。
 業者は、情報を持ち出す許可を市から受けていないにもかかわらず、別の場所で作業するためにUSBメモリーに情報を入れて持ち出し、作業を行った後もメモリー内の情報を消さずにUSBメモリーを鞄に入れ、居酒屋で飲み、路上で寝てしまい、鞄ごとUSBメモリーを紛失したということです。
 その後、市は会見においてこのことを発表する中で、情報にはパスワードがかかっているところ、そのパスワードの桁数等の情報を話してしまいました。

 企業等の情報漏洩のニュースは時々耳にしますが、今回のようにやってはいけないことを積み重ねてしまった例は見たことがありません。
 最近はUSBメモリーをパソコンに刺すこと自体問題視されているわけですが、それを超えて無許可で機密情報を持ち出し、その管理も甘く、挙げ句居酒屋にも持って行って酔っ払ってなくしてくるというのは、情報管理の研修等においてやってはいけないとされていることを網羅したお手本のような事例だと思います。
 また、パスワードがかかっているものの、その情報を漏らすなど、市の側の情報に関する認識もかなり危ういと思われます。

 今回漏洩が問題となっている情報はかなりのもので、かつ全市民に関するものですから、いわゆる名簿業者等にとっては非常に価値のあるものでしょうし、これまでないレベルの大きな問題ではないかと思います。
 特に、この手の情報を元にして振り込め詐欺が多発するように思われ、当面尼崎市内の警備は他の地町村と比較しても厳重に行われなければならないと思われます。
 そういった市民への被害が大きく予想され、かつその被害がどのくらいの時期まで継続するのかと考えると、今回の問題の規模の大きさは想像以上ではないかと考えます。

 この件の責任問題が一つ注目されることであろうと思いますが、おそらくUSBメモリーを紛失した社員の懲戒解雇は必至でしょう。
 また、市側にしてみれば、会見でやらかしたとはいえ、基本的に持ち出すことを許可していない情報を勝手に持ち出されて紛失されたのですから被害者であり、委託業者に対して相当額の損害賠償請求を行うことと思います。
 これらの責任問題は今後またニュースになるでしょうし、注目したいところです。

 これだけのやらかしは聞いたことがないのですが、もしかしたら他の市町村等でもあり得ることかもしれませんし、日本中の自治体が再度見直しを図るきっかけになりそうだと思います。


 今日の阪神ですが、広島さんに是非とも勝ってほしいところだったものの、同点で終わりました。

 終わってみれば、なんだこれという試合だったと思います。
 9回に至った時点では負けも覚悟したところで、近本さんのタイムリーでギリギリで同点に追いつきました。
 さらにもう一本で逆転と行きたかったものの、ファインプレーに阻まれました。

 一方、10回はサヨナラ負けを覚悟したところで、ランナーが転倒して何とか命を繋ぎました。

 最終回は、岩崎さんが塁を埋めてしまい、これもサヨナラ負けの絶体絶命の危機でしたが、何とかくぐり抜けられました。

 死力を尽くして負けはしなかったと思いましたが、かなり危うい試合でしたし、負けなかったものの12回までやって疲労困憊といったところで、振り返るとこれはなんだったのかと思う試合でした。
 このまま広島さんに対して勝ちが付かないと苦手意識を持ってしまって後半やりづらくなるのではと不安に思っています。
 ですが、負け寸前のところで命を拾えたという結果こそが大事だったと思いますし、負けなかったという意地が次につなげられる経験になってくれればよいと思います。

 とりあえず、ケラーさんがある程度計算できそうなこと、湯浅さんが想像以上によかったことは今日の収穫だったと思います。
 また、高山さんは当面出さないで欲しいと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42

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