こんばんは。
今日の阪神は、甲子園での糸井さんの引退試合だったわけですが、酷い敗戦で終わりました。
今日は味方打線が初回に2点取ってくれたので、これでいけるかと思ったのですが、まさかその次の回に伊藤さんがホームランを含む4失点をするとは思いませんでした。
今日の伊藤さんの制球はかなり酷く、1回3分の1を3四球を含む64球ということで、この段階で今日の試合は厳しくなるのでは、2回表で試合時間がこんなになってしまうといつセレモニーになるのかと暗澹たる気持ちになりました。
糸井さんの打席では、粘った末に見事なヒットを打ってくれまして、ここから次の回の梅野さんのホームランを含めて阪神が同点に追いつくなど、確実に流れを作ってくれたと思います。
糸井さんの最終打席は、本当に感慨深かったですし、こういう場面できちんとヒットを打って締めてくれるのは頼りになる選手だと改めて思いました。
引退することは本当に惜しいと思うものの、本人が決めたことであれば送り出さないわけにはいかないと複雑な思いもあります。
その後、サヨナラの場面でも打線がうまく機能せずに延長戦に突入しましたが、延長10回もチャンスを生かせませんでした。
そして、延長11回、まさか岩貞さんが犠牲バントの処理で悪送球をするとは思いませんでした。
そして、そこからピンチが拡大し、一点取られてからは完全に流れができあがってしまい、一挙6失点してしまって試合が完全に決しました。
今日の試合を振り返るに、伊藤さんと岩貞さんのことがすぐに想起されます。
正直言って、糸井さんの引退試合であり、かつ相手の広島さんはAクラス残留を争うライバルということで、負けてはいけない試合でこういうプレーをしてしまうのかと大変残念に思いました。
とはいえ、今季を振り返れば、両名に助けられた試合は多くあり、やらかした場面の重大さは問題とはいえ、この試合での失敗を責めすぎるのはどうかと思っています。
むしろ、打線が、途中まで意地を見せたものの、終盤はチャンスで決定力を示せずに機能できなかったことの方が問題だったと思います。
この点は広島さんがよくできたといえばそうかもしれないとはいえ、それでもこういう場面を今季何度も見せられましたし、結局シーズン通して阪神はこういうチームであり続けたかと思ったわけです。
はっきり言って、残念ながら今日の敗戦で阪神のCS進出は事実上不可能になったと思っています。
ですが、昨日もいったとおり、今の阪神はCS進出にふさわしいチームだとは到底思えないので、この思いを糧にシーズンオフは臥薪嘗胆の気持ちでチームを大幅再編してもらいたいと思います。
特に、毎年この時期にいっていますが、守備力についてもっとプロレベルに達するまで取り組まないとならないと思いますし、そういう視点から血の入れ替えも新監督の下できちんと実施してもらいたいと強く希望します。
残り試合もわずかですが、最後まで楽しませてくれることを願ってやみません。
また思いついたら書きます。ではでは。
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