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 こんばんは。


 先日よりHUNTER×HUNTERが約4年ぶりにジャンプでの連載を再開しましたが、今日発売のジャンプで週刊連載を終了することになったと発表されました。

 この発表ですが、率直にやむを得ないと思います。
 前提として、冨樫先生の体調が大変悪く、連載を思うとおりに続けられないことがあります。
 休載するたびにこのことがよくネタになりましたが、ベルセルク作者の三浦先生が亡くなったことで世の中の風向きが変わったように思います。
 やはり大作を無理に書き続けて、結果読めなくなるという最悪の結論に至るよりは、自分のペースでできる限り書き続けてもらえる方がよほどよいことだと世間的にも理解が浸透したのではないかと思うわけです。

 一方、連載再開後の展開ですが、率直に旧来のファン以外付いていくのが困難なものだったと思います。
 作品中に主人公キャラは全く出てこず、脇役キャラ同士が展開を進めるばかりで、この10週で想像以上に進展はなかったように思いました。
 それだけでなく、展開的にも複雑な要素が絡み合っていて、一読して理解することが難しく、休載以前の展開もきちんと復習し、新編も熟読しないと付いていくことが難しいというものでした。
 そうなると、ぶつ切りで子ども向け週刊誌に登場したとしてもメイン読者層が付いていくことが難しいものでしたから、週刊連載という方式はむしろ作品の性質上向いていなかったというべきでしょう。

 正直言ってこの10週の展開は、一部を除いて割と動きが少ないものだったと思っているものの、それでも今後の展開に大きく影響する伏線回だったと思っていますから、おそらく無意味なものではないのだろうと想像します。
 とはいえ、約4年待って伏線回で終わるというのはファンとしてもなかなか忍耐を要求されるものと思いますし、休載が多いのは理解するにしてももう少し展開の見込みが見えるようにしてもらえないと追いかけていくのも一苦労というのが率直な感想です。
 今やっている話も結局目的地への道程ということなので、畳んでほしいとはいわないにしてももう少し進展をさせてもらえないものかと思うこともあります。

 いずれにせよ、週刊連載という方式はこの作品には向かないと思うので、今回の判断はやむを得なかったものと理解しています。
 ならばワールドトリガーのように月刊誌に移行するのでしょうか。それも冨樫先生には酷なのだろうと思うものの、できれば休載期間に間が空いたとしても定期的に見える予定で作品を続けてほしいと思うので、定期的な連載をお願いしたく強く希望したいところです。

 ちなみに、ワールドトリガーは大変面白い作品で、今私が注目している作品の一つです。
 まだ読んだことのない方は是非とも読んでいただきたいと思います。
 この作品は、集団戦を描いた作品では数少ない大変な成功例だと思いますし、再読すればするほど発見があるという意味でもよく作り込まれた作品だと思います。
 作者の体調もそうですが、その質を保つために月刊連載になったことはよく理解できますし、今後も今の感じで続けてほしいと心から願うばかりです。


 WBCに阪神の湯浅さんが内定したという記事を見ました。

 湯浅さんの実力をもってすれば選出されてもおかしくはないと思っていましたが、改めて日本代表内定という話を聞くと嬉しくなるものです。
 一方、湯浅さんはあちらのボールにはあまり相性がよくなさそうに思う点は心配です。
 また、湯浅さんの速球はあちらの選手に比べるとそこまで速いわけではないと思われ、勝負の仕方が色々と違うのではとも思います。

 そのほか、湯浅さんは怪我が問題になる可能性があり、それだけにWBCで疲労を溜めることはシーズンでの活躍に差し障るのではと危惧しています。
 特に、湯浅さんは阪神の抑え候補ですから、その投手が万一怪我となると、阪神のプランは大きく狂うことになりますし、その点は非常に心配しているところです。

 私としては色々と不安を感じることはあるものの、それでも活躍を期待しています。
 今から来年のWBCを楽しみにしたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27

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