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 こんばんは。


 阪神からポスティングでメジャー移籍を企図している藤浪さんですが、本日アスレチックスからメジャー契約のオファーがあったという記事がありましたので、取り上げてみました。

 藤浪さんのポスティングの交渉期限が15日に迫っておりますが、記事によればアスレチックスがメジャー契約のオファーをしたということです。
 契約年数は1年で、2年目は球団に選択権があるものの、登板数やイニング数などに応じた出来高などをクリアすれば自動的に延長される条項が検討されているということです。

 藤浪さんについては複数の球団が獲得に興味を示していたという報道を見ていましたが、ここまで契約がなかなか決まらなかったというのは交渉期限ギリギリまで条件闘争を行うためだったのでしょうか。
 交渉の状況については知るところではないものの、有力選手が次々と決まる中で、投手の枠も次々と埋まっているように思われ、補強が大体見通しの立った現時点で果たしてどれだけ藤浪さんの席が残っているのだろうかということは不安にも思っていました。

 そんな中で今日の報道ということですが、正直言って報道の内容が正しければ、かなり足下を見られたオファーのように見えました。
 というのも、1年契約で、かつ原則は球団側に契約延長の選択権があるということですから、この契約では球団側の方が上の立場で契約交渉が進められているように思えたからです。
 実際、藤浪さんの能力は極めて高いものの、近年の実績という意味では数字上はなかなか評価が厳しくなってしまうことはわからなくはなく、もしかしたらそれが条件闘争において影響を及ぼし、このようなオファーになったのではというようにも思うのです。
 そうすると、ギリギリまで条件闘争を行うというよりは、藤浪さんのために残っている席はごくわずかではという私の懸念が当たっているようにも思えてしまいます。

 ですが、仮にこの記事が正しかったとしても、藤浪さんとしては渡米すべきだろうとは思います。
 藤浪さんとしては、今季も日本に残っても昨季と同じ扱いを受けることは本意ではないでしょうし、メジャーの環境の中でどれだけ自分が通用するかを見てみたいと思っているのでしょうから、条件が望むものでなかったとしても、メジャーに渡れるチャンスがあるならば渡って実力を試すことが彼の意向に合致すると思うのです。
 契約までは行い、その後は実力で地位を勝ち取るというくらいの気概で、その才能を存分に見せて欲しいと心から思っています。

 報道が出ただけですから、まだ確実な話ではないのかもしれないものの、この報道の通りに行くのであれば藤浪さんが今季はメジャーで見られることでしょう。
 藤浪さんについては、とにかく調子がいいときは誰も手を付けられない投手だと思いますから、あの時の藤浪さんが戻ってきて、それがどれだけ通用するのか、是非とも見せて欲しいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23

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