こんばんは。
阪神は、今日も読売と対戦しましたが、4−1で勝利しました。
今日を振り返ると、先発西純さんがよく頑張ってくれたことが挙げられると思います。
西さんは、初回にピンチを背負い、2回はタイムリーを浴びて同点に追いつかれ、その後も走者を出していたものの、よく踏ん張ってくれたと思います。
最終的に90球9安打1失点とそれなりに苦しんだ投球ではありましたが、それでもこうして1失点で凌げたというのは非常に頼りになると思いました。
西さんが要所で踏ん張って失点しなかったからこそ読売に流れを持って行かれずに勝利を手にできたと思うので、今日は西さんが頑張ってくれたことが非常に大きかったと思います。
また、2試合連続でホームランを打ったノイジーさんについても素晴らしかったと思います。
ノイジーさんは、来日してから着実に仕事をこなすものの、残念ながらあまり取り上げられる機会がなく、今日もお立ち台を逃しました。
しかし、取り上げられずとも着実に仕事をこなしてくれる姿は非常にありがたいですし、今の阪神にとって重要な人物の一人であると思っています。
今日の野手の中でもっとも注目すべきは渡辺さんだろうと思います。
普段は佐藤さんが占める3番サードに入ったわけですが、打つ方でも守りでも目立つ活躍がありました。
特に守備についてはファインプレーがあり、やはり野球は堅実な守備があると試合が締まりますし、流れを手放さないと改めて思いました。
この点は今日の二遊間の守備についてもいえますが、今季の阪神は守備において昨季とは違うということができ、非常に見ていて楽しく思えます。
佐藤さんは、代打で出てきましたが、結果は出せませんでした。
佐藤さんのもともとの実力はわかっているところではあるものの、ここまで苦しんでいるとなると、調子の問題だけではなく相手方に対策を講じられてしまっていることが原因の一つだろうと思っています。
一軍に帯同して機会を窺うのも悪くはありませんが、個人的には一度きちんとやり直させるために二軍で調整してもらうのがよいのではないかと思っています。
佐藤さんの力は必ずシーズン中で必要になりますから、宙ぶらりんの状態で調整を続けるよりは短期集中でやった方がいいのではと思う次第です。
石井さんと湯浅さんについてはいい投球だったと思います。
特に、湯浅さんについては、今日は守備ミスもなかったので余裕すら感じられる投球であり、個人的にはこれが湯浅さんだといいたいところではあります。
ただ、気になるのは、石井さんと湯浅さんの登板ペースが多すぎる点です。
このままではシーズンが終わる頃には80から90試合投げることになるのではと思います。
岡田監督については、久保田さんの登板過多を思い出しますが、そこからどうしても中継ぎを酷使してしまう傾向があるように思えてしまいます。
石井さんも湯浅さんも将来が嘱望される優秀な投手ですから、大事に起用してほしいと思ってやみません。
阪神はこれで首位タイに浮上しましたが、正直言って打撃の調子がよいとは思っていないので、不調の読売以外と対戦したらどうなるのかというのは不安を感じています。
それゆえに、ここでの順位はあまり気にすることなく、とりあえず今は目の前の一戦を丁寧に勝つことを心がけてほしいと思います。
一方の読売は、ヒットは出るもののタイムリーが出ず、今日は12残塁でした。
打線は水物ですから今の状態が続くわけではないとは思うものの、それでも正直言ってよくないとは思いました。
しかし、チャンスで一本が出ないという決定力のなさについては、阪神でも非常によく見る光景であり、個人的には今の読売の状態はあまりにも他人事には思えませんでした。
こういうものはどうしたら克服できるのか、私が知りたいくらいですが、優秀な選手たちが揃っていますから、そのうちチャンスで打ち出すことでしょう。
いずれにせよ,読売の地力を考えればそのうち勝ってくると思いますから、勝てるうちに数多く勝っておきたいところではあります。
とりあえず、読売に勝ち越せたことは気分のいいことではありました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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