こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、函館市の市立小学校のプールの授業がすべて中止になったというものがあったので、取り上げてみました。
函館市では、市立小学校39校のうち20校にプールがなく、授業の際にはプールのある学校にバスで移動して授業を受けてきたということでした。
しかし、今年は、バス運転手の不足と回復傾向の観光業に人手を割かれてしまったため、プールの授業のための運転手を確保できなかったということでした。
それを踏まえ、市の教育委員会は、教育格差を生まないようにするため、今年度はすべての小学校でのプールの授業を中止すると決定したということでした。
この結論について賛否両論の意見があると思います。
賛成の意見としてはまさに教育格差、プールのある学校とない学校とで授業内容が異なることは差別だというように考えることが挙げられると思います。
反対の意見としては、プールのある学校にはせっかくの施設があるというのに、公平感を重視するために学びの機会が奪われることは問題ではないか、函館以外の市町村との教育格差についてはどのように考えるのか等というものが考えられます。
結局のところ、どちらの価値を重く考えるかという価値判断の問題であり、市の教育委員会は市内での教育格差を重視したということだと思います。
私は記事にある以上に情報がないので、その価値判断が誤りかどうかを論じられるだけの材料はありませんから、ここではその点は敢えて触れないことにします。
ただ、気になる点としては、この事態は来年以降解消されるのかという点です。
中止にした理由は、バス運転手の不足と観光業に人手を割かれたことということですが、昨今の人材不足の時勢を考えるにバス運転手の不足は今年限りの問題だとは思えません。
また、観光業も、国が挙げてインバウンド誘致を実行しようとしている以上、函館ほどの魅力的な都市について来年以降に観光業の隆盛が収まるのか不明です。
そのため、仮に今年度は中止とするにしても、同様の事態が来年も生じれば函館市では今後もプール授業が実施されないことになるのではと思いました。
今回の判断は教育委員会にとっては痛恨の判断だったと思います。
賛否両論といったとおり、おそらく教育委員会に対する批判の声も多く届いていると思われますが、教育委員会としても当然不本意な事態でしょう。
それを覚悟してもこのような判断に至ったのですから、このような事態は今年限り、来年こそは実施するという考えがあるのだろうと思います。
ただ、今日見た記事からは来年以降への取り組みや対策について言及がなかったため、その点が非常に気になります。
この点については現時点で方針を示しづらいと思われるものの、可能であれば可能な範囲で来年以降の見通しを示してもらいたいものです。
今日の阪神ですが、負け展開から8回に何とか逆転したものの、抑えの湯浅さんが一発を食らって敗戦しました。
湯浅さんは、これまで阪神の勝利に大いに貢献してくれていましたから、今回の一発で湯浅さんがどうというつもりはありません。
ただ、今季の湯浅さんはあまりよい状態ではないと思われ、接戦での登板は不安に思います。特に、抑え投手としては現時点ではあまり向いていないように思います。
そのため、阪神としては、投手起用の配置転換を考えなければならないのではないかと思いました。
阪神は今日の敗戦で交流戦の戦績が五分になりました。
今季のセリーグの交流戦での戦績は概ね五分と思われ、あまり他球団と差が付いていません。
これは、このところ敗戦の目立つ阪神にとっては幸いな事態だと思うのですが、それでも今日などは采配によっては十分に勝ちを見込めたと思いますので、明日以降は昨日のようなよい采配で勝ちを得てもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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