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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、インドで、泥棒学校が社会問題になっているというものがあったので、取り上げてみました。

 記事によれば、インドのある州の3つの村にはいくつもの泥棒学校があるということです。
 泥棒学校では、子供たちに教育を受けさせることができない貧困で教育水準の低い家庭が子どもを通わせているということです。
 授業料は日本円で35万円から52万円ということで、12歳くらいの子供たちが1年間、ギャングの熟練犯罪者から窃盗や強盗の訓練を受けるということです。
 速く走って逃げる訓練や捕まった場合に備えて殴打に耐える訓練もあるということです。
 様々なスキルを習得し、卒業後はギャングに加わるということで、子どもの親はギャングから報酬として年間50万円以上の報酬を受け取るということです。
 警察は、泥棒学校の存在を把握しているものの、村民がギャング側を擁護するため、警察にできることはほとんどないということです。
 警察によると、子供たちはスリやひったくりから本格的な銀行強盗まで高度な訓練を受けるそうで、ギャングは未成年者を使って犯行に及ぶということです。窃盗や強盗のほとんどは未成年者によって行われ、この深く根付いた犯罪文化と戦うことは困難だということでした。

 この記事はインドの件ですが、他の国でもこういったことはあるのかもしれません。
 貧困家族が手っ取り早く金を稼ぐため、子どもをギャングに売り渡し、その報酬を受け取るというスキームなのだろうと思うのですが、こういった事情はインド以外の国でも共通する要素があると思いますので、もしかしたらあまり珍しいことではないのかも知れません。

 この問題の根深さは、泥棒学校によって子どもを売った側の家族も潤うという関係にあることから、このスキームを維持したいと考える人は多いことにあると思われます。
 そのために、こういったスキームを村ぐるみなどで守ろうとするとなれば、もはや地方の警察署で対応できる案件ではなく、州や国家等の大きなレベルでの対応が必要な案件ではないかと思います。
 また、仮に何らかの対応をしたとしても、ギャングを潰したところで残された人達の次の道を作るところまで考えておかないと、ギャングという枠組みがないだけで同じことを繰り返すだけになってしまうようにも思います。
 特に、子供たちがこういったことに利用されているとなれば、そういった子供たちへの再教育も不可欠でしょうし、この点からも大規模な対応が必要になることが想定されます。
 そういったことを諸々考えると、対処するにしてもどれだけの規模の人達が関係しているのか、何に対して対処したら根絶できるのか、対処した後にどういった振る舞いをすべきなのかということを考えて慎重に事を運ばないと状況が悪化する可能性も否定できないと思います。
 とはいえ、一方では泥棒学校によって治安の悪化が著しく進むことになりかねませんし、迅速に対応する必要もあろうかと思われ、非常に難しい問題だと思いました。


 今日の阪神ですが、甲子園で中日さんを迎え撃ち、見事勝利しました。

 今日の勝利は何と言っても高橋遙人さんの活躍が大きかったと思います。
 高橋さんは7回3安打無失点という大変素晴らしい投球を見せてくれまして、まさに阪神がこれまで温存したとっておきのジョーカーということだと思います。
 怪我しやすさがこれまでの活躍に非常に大きな影を落としたことは残念ではありますが、こうして満を持して出てくると期待された以上の活躍をしてくれるのですから、本当にありがたい存在です。
 今日の甲子園での勝利は1032日ぶりということで、本当に長かった、そして苦労したことがよくわかります。
 今季またどこかで登板してくれると思いますが、次の登板が今から楽しみです。

 打つ方は、中日さんの先発高橋宏さんという難敵に対してどこまで戦えるかと思っていたのですが、木浪さんのタイムリーでかなり楽になりました。
 今日は高橋遙人さんですから、先制できたことでかなり楽に試合を運べたと思います。
 その後も近本さんのタイムリー、木浪さんの押し出し四球で中押し、ダメ押しをとり、安心して見ていられる試合だったと思います。

 今日の試合は、裏番組でやっていた広島さんと読売が敗戦したことから、それぞれのチームに対してゲーム差が詰まりました。
 それでも4ゲーム差以上ありますので、やはり逆転首位は未だ難しいというべきことはよくわかっています。
 ですが、望みがあるならばやはり努力はしてほしいと思うので、期待はしております。

 明日の先発は村上さんですから、安定した投球が期待されます。
 今日と同じく先制点を何とかもぎ取ってくれれば有利に進められると思うので、打線には大いに期待したいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38

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