Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、書道部の顧問が自分の作品を生徒のものとすり替えて出品したとして懲戒処分を受けたというものがあったので、取り上げてみました。

 この高校からは計93作品が出品されたということですが、このうち22作品がすり替えられ、全国規模のコンクール含め16作品が入賞したということでした。
 発覚の経緯は、あるコンクールの主催者から高校生の書に見えないレベルのものが出品されていると学校に連絡があったからということでした。
 顧問は、当初は、間違って出品したと否定していましたが、その後すり替えを認めたということでした。
 出品した作品は、顧問がレベルを落として書いたものということでした。
 今回のすり替えが発覚した後に入賞を辞退したものもあったということでした。
 顧問は、部活に活気がなく停滞気味だったので、賞を取って活気づけたかったと話しているそうです。
 この件の後、顧問は書道部の顧問を外されたほか、停職2ヶ月の懲戒処分を受けたということでした。

 この事件はなかなか不思議な事件です。
 というのも、顧問が言うとおり、部活に活気づける効果が入賞によって発生するかといえば、受賞したことになった生徒としても自分の作品でないことがわかる以上は活気づきようがないからです。
 しかも、記事によれば、このような行為は3年数ヶ月にわたって行われていたということですが、高校であれば生徒が入学してから卒業するまでの間よりも長いという長期間であり、なぜここまでの期間このようなことをしたのかもわかりません。
 3年数ヶ月もこのようなことを続けていたということですが、それだけ続けていても活気が取り戻せなかったのであれば、単に生徒の自己実現の機会を奪っただけということになってしまったわけで、記事からだけでは真の動機が見えてこない気がしました。

 一方、コンクールの審査側はそれなりに見る目があることは立派だと思いました。
 私も書については少し興味があるところですが、ある程度を越えてくると私は好みの問題は別としても感心するばかりになってしまいます。
 審査員は、数多くの作品を見て評価をしているからか、やはり善し悪しだけでなくどのような環境、心情等において仕上げたのか等を相応に読み取ったりするのでしょう。
 見抜くまで3年数ヶ月を要したものの、これはむしろ顧問側が3年数ヶ月もバレなかったのだからということで徐々に高校生レベルを超えてうまく書くように感覚が鈍磨していった可能性もありますし、やはり見る人が見れば気づくというものなのだろうと思いました。


 今日の記事を見ていたら、読売が、FA宣言をした大山さんと甲斐さんに対して、それぞれに6年24億円以上の提示をしたという記事がありました。
 この真偽はわかりませんが、仮に真実だとすればやり過ぎという印象を持ちました。
 もちろん、読売においては、そこまでしてどうしても獲得したい選手ということなのかもしれませんが、それでも甲斐さんは来年33歳ですから6年後まで同じパフォーマンスを保てる前提で提示したのだろうかと思ってしまいます。
 甲斐さんを獲得した場合、読売はこれまで岸田さんや大城さんを育成していましたが、彼らの成長はどうなるのだろうかと人ごとながら気になるところではあります。
 大山さんにしてみても、1年4億円を前提として6年契約は長いと思います。また、ポジションの被る岡本さんや坂本さんとどういう風に併用するつもりなのかという問題もあります。岡本さんは来季メジャーに挑戦するという噂もあるものの、それでも来季一杯のポジションについてうまく割り振りできずに余らせるのはもったいないようにも思います。
 阪神はマネーゲームはしないようなので、最悪の事態は覚悟しているようにも見えますが、ファンとしては動向を見守る以外にありません。
 ただ、どのような結論になるにせよ、大山さんの今後の野球人生が素晴らしいものになるよう、願っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


↓よろしければ押していただけるとありがたいです。
阪神タイガースランキング
阪神タイガースランキング
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://bsr37.tblog.jp/trackback/375916

PAGE TOP