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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、元交際相手の女性宅に忍び込んで枕に水銀をかけるなどして殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 男は、マンションに住む元交際相手の女性宅に合鍵を使って侵入し、枕に切れ込みを入れて水銀を入れたり、歯磨き粉に液体のニコチンを混ぜたりして殺害しようとした疑いが持たれているということです。
 警察によると、使われた水銀やニコチンはいずれも致死量相当であったということですが、男は殺意があってやったわけではない、困らせたかったと殺意は否認しているということです。

 この事件を見ていて、小説に出てくる暗殺者などの手口を見ているようだと思いました。
 やり方が陰険で、かつ執拗であり、どういう考えでこのようなことをしようと思ったのか、非常に動機が気になるところです。
 合鍵を使って侵入というだけでも異常なのに、なぜ枕と歯磨き粉に罠を仕掛けたのか、動機もさながらその手口についてもわからないことが多い事件です。

 男は殺意を否認しているということですが、実際この判断はなかなか難しいかも知れません。
 使われていた水銀やニコチンが致死量に相当するということで、男がそれを理解してこの量を使っていたのであれば殺意の認定がされそうに思います。
 一方、直接的に手を下すわけではなく、罠を仕掛けてどこかで因果の流れの中で何らかの結果を期待していたということであるならば、その因果の流れにはまるとも限らず、この点から殺害行為を企図していたといえるのかということは微妙にも思います。
 一般的に致死量相当の水銀やニコチンを仕入れることはないと思いますが、この物質の種類、量を仕入れる経緯を丹念に捜査することで本当に殺意があったのかどうかを検討する必要がありそうです。
 ただ、殺意の有無は別としても、少なくとも何らかの障害が残ることは理解した上で罠を仕掛けたのでしょうし、単に困らせたかったという動機は信じがたく、少なくとも障害を負わせる意思はあったように思いました。

 いずれにせよ、この行為は異常なものだというほかなく、元交際相手としては、この男と早々に縁を絶ったということについて、結果から見て正解だったのだろうとは思いました。


 阪神は、オープン戦で西武さんと対戦しましたが、まさかのノーヒットノーラン寸前のところを9回2アウトから前川さんが内野安打を放って回避できたという展開でした。
 主力のうち、近本さん、大山さん、前川さんがスタメンから外れたとはいえ、佐藤さん、森下さんは出場していましたし、また投手はまだ仕上がったとはいえない時期ですから、それでこの体たらくだとやはり打線は水物というように思いました。
 出場した選手がもっとも問題意識を持っているのでしょうし、所詮オープン戦ですから、私もあまり現時点で色々と意見を言うつもりはないものの、次はもう少し見ている人が納得できるようなプレーを見せてもらいたいと思います。いくらオープン戦とはいえ限度があるということを理解してもらいたいものです。

 登板したドラフト1位の伊原さんは4回3安打無失点と堂々の投球でした。
 2アウト満塁のピンチを背負ったものの、これだけ結果を出してくれたのですから、現時点での仕上がりは上々でしょう。
 現時点では先発として期待されているようですから、今季どこかで1軍登板が見られたらと思うと楽しみではあります。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:29

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