こんばんは。
今朝は、上島さんのニュースを見て始まりました。
詳細についてはもはや何も言うものではありませんが、上島さんには昔からこれまで何度も楽しませてもらってきましたので、大変残念というほかありません。
心からご冥福をお祈りいたします。
さて、今日の記事を見ていたら、楽天さんの球場に関するものがあったので、取り上げてみました。
楽天さんは、今年から、観戦中、周囲に感染対策ルールが守られていない観客がいた際の密告システムを導入したということです。
球団公式アプリの新型コロナ対策連絡フォームに自分の席を入力した上、大声を出して応援しているなどの問題行動を明記して送信すると、情報が球団担当社内で共有され、警備スタッフが急行するということです。
球団担当者によると、通知件数は1試合当たり平均10から15件程度ということです。
この記事を見ていて思い出したことは、甲子園での出来事です。
コロナ当初の甲子園の試合では、ファンの間に割と感染症対策を念頭に置いた行動が見受けられ、大声を出している人はわずかという印象でした。
しかし、去年の試合中継を見ていると、どうも声を出してもそこまでとがめ立てされる雰囲気がないのではないかと思えるくらい観客の声援が聞こえてきており、もはやチャンスに声援を送ったり、勝利の際の六甲おろしは許容範囲に含まれるような運用になりつつあるのではと危惧するようになりました。
昨今、マスクについては屋外では距離のある場合にする必要がないといわれたり、感染対策をかつてより緩和しようという流れができつつあります。
一方で、感染者は昨年末の頃と比べると非常に多い状態であり、連休後であるこれから感染者がまた増えるのだろうと予想します。
そう考えると、合理的な限度で緩和すること自体は特に何か言うべきではないとしても、合理的な限度を超えて緩和してもよいかのような雰囲気が広がってしまうのではと危惧する面もあります。
そのため、緩和するにしてもルール作りは重要であり、そのルールをいかに守ってもらうようにするかということが今後の感染対策の肝になるのではと思います。
そのような状況下において、この楽天さんの密告システムは相応に意義があると思います。
このシステムによって、実際にルールに反して声援を送る観客を抑制でき、安心して観戦できる観客が増えると思います。
また、ルール違反によって何らかのペナルティを科せられることを危惧することによってルール違反行為を抑制する効果もあり得るように思います。
実際に、ルールがあっても、それを守らせる手段がなければ空文化してしまうことは想像に難くなく、このシステムは手段の一つとしては有用だと思います。
ただし、そのシステムの運用においては、悪用されないように、密告を受けてから、スタッフが当該観客の近くでルール違反行為をしているかどうかを確認してから動く必要があろうかと思います。
おそらくそういう運用ではないかと思いますが、密告内容を鵜呑みにして動くとしてしまえば別の問題が生じかねないと思います。
私は密告システムは相応に有用だとは思いますが、これを甲子園で使えるのかといえば疑問です。
というのも、最近の中継を見ていると、もはやルールを守っていない観客が多いように思われ、守らせようにも数が多すぎて対応できないのではないかと思うからです。
楽天さんの方では、1日当たり10から15件程度ということですから、警備スタッフで対応可能な範囲だと思われるものの、甲子園では警備スタッフがどれだけ必要なのかというように思います。
昨年の序盤時点で導入するとなれば対応できたかもしれないと思いますが、今くらい声援が増えてしまうと対処するにも手が足りないのではと思ってしまいます。
そのため、甲子園では、このシステムを導入するかどうかは別としても、他の対策も検討する必要があると思います。
そんな阪神ですが、広島さんに負けました。
敗戦の要因としては、守備の問題、打線の問題だと思います。
特に、打線については、あれだけチャンスを潰してしまうならば勝ちようもないといわざるを得ません。
このところの敗戦を見るに、とにかく点が取れず、これでどうやって勝てば良いのかわかりません。
今季の阪神は僅差でも負けが非常に多いです。
これを実力が拮抗していて惜しいととることもできますが、一方で僅差を勝ちきれない勝負弱さととることもできると思います。そして、私は、今季の阪神は後者だと思います。
今季の僅差で負ける理由の多くは貧打と思われ、これを改善しなければどこまでもこのままいってしまうのだろうと思います。
流れを変えることができる選手がいてくれればと思うものの、残念ながら今の阪神にはそれを期待できなさそうです。
今いる選手でどうにかできなさそうに見えてしまうので、そうなるとシーズン中の補強はあり得るのでしょうか。
フロントと首脳陣のやりくりについては今後も関心を持って見たいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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