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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ギリシャの戦闘機の操縦士が,戦闘機でトルコまで行ってATMでお金をおろしたというものがあったので取り上げてみました。

 この操縦士は,サモス島上空をパトロール飛行している最中に飛行方向を変え,トルコの町の使われていない飛行場に着陸したということでした。
 そして,3つのATMから6000トルコリラを引き出し,ユーロに両替したということでした。
 2000ユーロ以上の現金を持って飛行場に戻り,そこからギリシャの空港に戻ったということでした。
 この事件について,トルコ政府はギリシャ政府に対して正式に抗議を申し立て,この件はトルコとギリシャで話題になっているそうです。

 ギリシャといえば,最近経済問題で非常に話題になっておりますが,今回他国のATMでわざわざお金をおろしてきたというのは,もしかしたら先日より問題になっていたギリシャ国内でのATMでの引き出し限度額の問題が背景にあるのだろうと思います。
 ギリシャの経済危機についてはひとまず深刻な事態は回避されそうな気配ですが,それにしてもその後の続報を聞いていなかったため,もしかしたら未だにATMの利用が難しい状況なのだろうと思いました。

 誰もが現金の信用に飛びつかなければならない危機的な状況なのだろうと思うのですが,それでも他国に飛行機が侵入したというのは国防の問題ですし,まったく正当化できるものではないでしょう。
 特に,その飛行機は戦闘機なのですから,これがATMの利用で済んだからよかったものの,これが攻撃を目的とするものであったとすれば一大事だったのだろうと思います。
 ですから,トルコの抗議は当然だと思いますし,ギリシャにしてみれば戦争の危機にもなってしまうであろうこのような事態を招いてしまった管理体制の問題は深刻だろうと思いました。
 それだけに,この操縦士に対しては厳正な対処をすることで,同様の件が発生しないようにしなければならないと思います。


 今日の阪神は,メッセンジャーさんとマートンさんのお陰で勝つことができました。

 メッセンジャーさんは,再三ピンチを背負いましたが,それでも粘り強い投球で,8回無失点という好投でした。
 球数は多かったですが,それでもここまでできるのが真骨頂なのでしょう。

 そんなメッセンジャーさんを援護したのがマートンさんのバットで,なかなか点が入らない展開のところで,チャンスを長打で生かせました。
 ここで1点ではなく2点入ったことが,結果的に延長戦に入ることなく勝ちに繋がったのだと思いますし,重要な一打でした。

 一方,最近よく不安定と取り上げる呉さんですが,今日も失点してしまいました。
 今日の失点は,低めの球をうまく運ばれたというところなので,ある意味同情的に思うところはありますが,呉さんが打たれたヒット2本の共通点はいずれもストレートだったということで,本格的にストレートが見切られているのではと不安に思うところもあります。
 今日に限っていえば,2点差があったから1点取られても問題なかったですが,阪神は1点差ゲームをとって勝つチームですから,このような展開は致命傷になりかねません。
 呉さんの低めのボール球のスライダーはいずれも振ってもらえておらず,利いたのはこれまでも空振りがとれたフォークでした。
 フォークばかりを投げるのは決め球にならないのでよくないとは思うのですが,それでもストレートとカットボール主体の投球はやや危ないかと思っております。
 いずれにせよ,今後後半戦を戦っていく中で,いろいろと工夫は必要でしょう。

 とりあえず,これで読売との今カードは1勝1敗となったので,何とか明日勝って勝ち越しを決めてまた首位の座に返り咲いて欲しいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 23:31
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