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 こんにちは。

 先日阪神がCSで敗れてから,何となく気が乗らず,仕事はがんばるものの,家に帰ると野球も見ずに寝てしまうことが多いように思います。
 こうなると,今までいかに野球が私の1日のスケジュールに組み込まれていたのかがよくわかります。
 CSでは,ソフトバンクさんが順当というべき圧倒的な力で日本シリーズに進出し,阪神を破った読売が想定以上に苦戦して王手をかけられたという状況でそれなりに盛り上がっていると思うのですが,私の中では一度盛り下がったこの気持ちをまた盛り上げるのはなかなか一苦労です。
 そんなこともあって,最近何も書く気も起きなかったのですが,阪神の補強に関する話が続々とあがってきているので,今日はその点について若干書いてみたいと思います。

 次期監督は金本先生であるという話がずっと挙がっているものの,未だ決定していない状態です。
 来季の体制を決めるためにも早めに監督を決めるべきでしょうが,それでも本人の意思というものもあるでしょうし,こればかりは無理強いできないでしょう。
 ただ,金本監督を前提としているのか,大野さんが入閣するというまことしやかな噂が出ております。
 大野さんは有能で紳士的であるものの投手が故障してしまいそうな勝手な印象がありますが,それでもいまいち伸びがない阪神投手陣に喝を入れるにはこういった起爆剤が必要なのかもしれないと思います。
 中西さんら古参のコーチ陣が辞めていくという話は耳に入ってきていますが,阪神はぬるま湯であろうと思うので,ある意味大きく環境を変える必要に迫られているのだろうという気もしますから,仕方ないだろうと思っています。

 また,メジャーに行った和田投手獲得の検討という話も入っています。
 和田さんは,元ソフトバンクさんの投手ですが,ソフトバンクさんはあれだけ人材がいますから,和田さんを取りに行かずともそこまで難渋しないでしょう。
 早稲田で活躍した投手ですから,帰ってくるならばヤクルトさんなのかという気もしますが,そこは条件の問題もあるかもしれません。
 メジャー帰りの選手のコレクター状態にあった阪神ですが,問題はそのようなそしりを受けるかどうかではなく,純粋に和田さんが戦力として考えられるかでしょう。
 ヤクルトさんもそうですが,阪神もシーズン通して先発ローテーションを埋めることができなかったという先発不足,また中継ぎにしてもいつも出てくる人は一緒だったくらい駒が不足していますから,どのような観点から見ても投手は絶対的に必要だと思うので,あとは能力,そして条件でしょう。

 そして,今もっとも話題に挙がっているのは,マートンさんの代わりの外国人助っ人といわれているテルドスラビッチさんでしょうか。
 実力のほどはよくわからないのですが,現在メジャーのブレーブスに所属している27歳の野手だということです。
 ただ,私のところに入ってくる噂は,何とも不穏な点があります。

 一つ目は,テルドスラビッチさんが内野手だそうですが,外野も守れるそうで,長打力もあり,かつ右投げにもかかわらずスイッチヒッターだそうです。
 そんなに多芸であれば,なぜメジャーに在籍しているのに日本にやってくるのか,とそんな疑問を持たざるを得ません。
 このような経歴でいうと,まさにコンラッドさんとイメージが完全にオーバーラップします。
 コンラッドさんといえば,阪神にやってきた時,そしてキャンプの時はものすごく騒がれていたのに,シーズン中盤からはほとんど目にしたことがないといういわゆる近年の外れ外人の一人ですが,まさにそうなるのではという心配があるのです。
 また,メジャー3年での通算成績は打率2割2分1厘,ホームラン1本,10打点ということで,正直言って噂ほど長距離砲というようにも感じません。
 ですから,いろいろとやっているようですが,生きていくためにこなさざるを得なかった,しかし器用貧乏という何となくそんなイメージがあります。

 二つ目は,この方,実はグリーンウェルさんの甥だということです。
 グリーンウェルさんといえば,阪神ファンならば誰でも知っている,阪神暗黒時代の中でも最高の外れ外人で,高額年俸で入ってきたにもかかわらず,シーズン序盤に神のお告げで帰国したというあまりにも有名すぎるエピソードがあります。
 もちろん,性格などは本人の問題でしょうから,血縁だというだけで問題視するのはよくないのは当然ですが,それでも上記の器用貧乏な感じと相まってすごく不安を感じるのは事実です。

 これらのことを考えると,まだ時間はたくさんあるのだから,もう少し調べてから決めてもよいのではないかと思わずにはいられません。
 阪神特有のネタ外人枠として考えるのはいいとは思うのですが,そこにお金を使うのかというのははなはだ疑問です。
 マートンさんがどうなるのかはわかりませんが,それならばゴメスさんとペレスさんを軸に,時間をかけて検討するということでいいのではないかと思わずにはいられないのです。
 特に,9月の失速ぶりを見ていると,暗黒時代に片足を突っ込んだように思われ,こういうところでまたネタ外人をとってくると本当に暗黒時代に突入するのではというトラウマもあるのです。

 今日はヤクルトさんが日本シリーズに進出するかどうかの大一番だと思います。
 個人的には,読売は全体的に強くないと思われ,そうであればソフトバンクさんに対抗できるとすれば,投手力に若干の疑問はあるものの,打線の爆発力のあるヤクルトさんに賭けるというのが一つのあり方のように思います。
 ヤクルトさんは,シーズン後半から伸びてきたという流れもありますから,その流れとあの打線をソフトバンクさんにぶつけて果たしてどうなるかというのがソフトバンクさんを攻略できる手がかりの一つではと思うのです。
 というか,そういう力を使わないとあの球団は攻略できないと思うので,本当に困ったものです。
 そして,こういう状況を見ていると,阪神がCSファイナルステージに行ったとすれば場違いだったのだろうなと何となく思ってしまいました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 11:59
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