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 こんばんは。

 今朝,半蔵門染では,非常用の消火器が落下して消火剤が吹き出るという騒ぎがありました。
 この騒動によって,男性1人が転んで顔を打ったそうです。
 この騒動のために,半蔵門線は渋谷駅と押上駅の間の全線で10分程度運転を見合わせ,1万6000人に影響が出たということです。

 私は幸いにして電車通勤ではないので,電車の遅れなどに日常的に縁のない生活を送っていますが,電車を日常的に利用している人は多いでしょうし,そのような人達にとってはこのような事件はかなり大きなことだったのではないかと思います。
 特に,先のフランスのテロの件もあり,都心の真ん中の地下鉄車内で突如白い煙に包まれたら,かつての地下鉄サリン事件を思い出し,パニックになってしまうことは当然あり得ることでしょう。

 いろいろな情報を見ていたところでは,今回の騒動によって,車内はパニックになり,乗客の中には半狂乱状態になった人もいたそうです。
 おそらく群集心理というやつも作用し,周りがパニックに陥った時にその感情が伝染し,みながそのような心情になってしまったのでしょう。

 車内の様子を見る限り,白い粉がたくさんありましたし,おそらく車内の乗客の服は相当汚れたのではないかと思います。
 また,ホームにはずいぶんたくさんの靴,特にハイヒールが落ちていたように思われ,このような状況になった際一目散に現場から離れようと必死だったという様子もうかがわれました。

 結局消火器が落下しただけということですが,それについてメトロ側に過失があれば,運行約款の内容によっては,今回の被害を受けた乗客,例えば粉でスーツをクリーニングに出さないといけなくなった人,パニックで怪我などを負った人などは賠償請求できる可能性があると思われます。
 ただ,賠償金などはよいので,とにかくこういうことが起きないようにしてもらいたいものです。
 消火器の落下の原因まではわからないので,これがメトロの責任なのかは不明ですが,少なくとも今回のことを教訓に消火器の設置については総点検がされると思いますし,何とかこの教訓を生かしてもらいたいものです。


 阪神の抑え問題ですが,呉さんが退団となった場合ということで,藤川さんが抑えに復帰するプランがあるということでした。

 いきなり抑えが適切なのかどうかは疑問の余地がありますが,個人的には未知数過ぎる先発よりも中継ぎや抑えの方がよいと思いました。
 先発と中継ぎ・抑えでは準備の仕方が大きく違うと思いますが,藤川さんはこれまでのプロ野球人生の大半を中継ぎ・抑えとして過ごしてきており,今更先発として起用されるからといってそれが通用できるような準備ができるのかと心配でした。
 もちろん,かつての下柳さんを考えれば,中継ぎ投手が先発に転向しても実績を上げることは可能であろうとは思います。
 しかし,それはあくまで可能性の話であり,可能性だけで論じるならば先発よりも中継ぎ・抑えの方に専念した方がその可能性は高いと思いました。

 その意味では,呉さんが退団する場合という限定的な場合分けではありますが,藤川さんが先発ではなく抑えに持って行くという案は悪くはないと思います。
 ただ,いくつかの不安があるとすれば,
・日本を発つ前の藤川さんは結構打ち込まれることが多く,そこから年数と怪我を経て今からまた通用するか不安があること
・メジャーで故障のためにほとんど活躍できませんでしたが,抑えに配置転換された後に故障ということになれば,抑えにあてがわれる別の投手に過剰な負担が生じること
でしょうか。
 藤川さんを獲得した以上,使える見込みが立ってのことだろうとは思うのですが,それでも日本にいた時の最後の方の藤川さんを思い出すと,コントロールミスでの一発というものに不安を感じずにはいられません。
 ですから,実績のある方を抑えに起用し,藤川さんは中継ぎとして何度かテストするというのが実践的な考え方ではと思うのですが,そうなると誰を抑えにするかでしょう。
 最右翼は福原さんでしょうが,福原さんも年齢的に問題がありますし,今季結構打たれることもありましたから,そうなると安藤さん,高橋さん,高宮さんという名前が挙がるのでしょう。
 そうなれば,やはり他からとってきた選手というのがもっとも現実味がありそうです。

 とはいえ,とってきた選手に抑えを任せるということは,今回の記事を見る限り藤川さんを先発起用するということに等しいように思われ,その点非常に悩ましくもあるのですが。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
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