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 こんにちは。

 今日は祝日でお休みですが,朝から仕事をしております。
 そんな仕事の合間に,一つ投稿してみました。

 先日より阪神が獲得調査を進めているドリスさんですが,ある記事によれば日本球界入りを熱望していること,読売を含むセリーグの複数の球団が獲得調査をしていることがわかったというものがありました。

 この記事が本当なのかどうなのかはわかりませんが,これが条件つり上げの材料に過ぎないのか事実なのかは問題だと思います。
 ドリスさんはこれまで27歳速球派投手という印象を持っていましたが,別の記事によれば持ち球はスライダー,スプリットなどの空振りをとる球のほか158キロを誇る高速シンカーだそうです。
 シンカーはかなり打ちづらい球種の一つですが,それが158キロも出るとなればそもそもキャッチャーがとれるのかと思えるくらいのものだと思います。
 ただ,「158キロの高速シンカー」という言葉が一人歩きしてしまっても,その変化量や制球によっては使えるかどうかが未知数ですし,そもそもそんなすごい球を持っていたら日本球界にはこないようにも思われ,個人的には158キロのツーシームくらいに思うのが妥当なような気がします。
 とはいえ,158キロという速度自体が極めて攻略困難なことをいうまでもなく,その球が多少なりとも動くとなれば,相当な武器になることは見込まれると思います。

 マテオさんとドリスさんの2枚看板でいった場合,問題は外国人枠との関係でしょう。
 メッセンジャーさんは確定,調子によってはゴメスさんが落ちる可能性は否定しないものの基本的にスタメンでしょうから,そうすると残りは2枠になります。
 抑え投手は不可欠ですから,仮にドリスさんを獲得した場合,マテオさんかドリスさんを抑えに起用するとすると,あと1枠しかありません。
 そうなると,ここに中継ぎ投手を入れるのか,それとも野手を入れるのか,非常に難しい選択です。
 正直言って,阪神の中継ぎは手薄であり,投手を入れたいところですが,それではシーズン途中で獲得し二軍で活躍していたペレスさん,シーズンオフに獲得したヘイグさんはどうするつもりなのかということになります。

 呉さんとマートンさんの件で浮いた金はあるでしょうから,その分でドリスさんを獲得したとしてもまだ余剰が出るくらいでしょう。
 そうすると,阪神で使わないまでも,これだけの投手を読売にとられるくらいならばと考えることはありだと思います。
 また,阪神伝統の外れ外人を考えれば,この期待の新外国人の中から外れが出てきてしまった時のリスクヘッジとして採用しておくことは悪くないと思います。
 その辺りのチーム編成の兼ね合いが最終的に獲得をするかどうかの結論を出す要素になるのでしょう。
 いずれにせよ,中継ぎと決定力のある打者が課題なのは言うまでもないので,それらをどうマネジメントするのかをよく考えてもらいたいものです。


 ちなみに,山脇さんが動作解析担当のスコアラーに就任するという記事を見ました。
 動作解析担当というのは新設されたポストのようで,記事によれば山脇さんは投手の癖を盗む腕は一流ということで,投手が牽制球を送るタイミングなどをチェックして盗塁・走塁に生かすためということのようです。

 ただ,そんな一流の一塁コーチャーがいたならばもっと盗塁数が増えていると思うのですが,阪神の盗塁数は非常に少ないと思います。
 時々マートンさんなどがこんな場面でやるのかというのは見ることがありますが,そもそも塁に出るとうるさいと思わせるようなランナーが阪神にはいないと思います。
 そういう現状を考えると,山脇さんがこれまで仕事をしてきたのか,よくわからないというのが率直な印象です。

 ただ,記事によれば,現場からはそのようにいわれているというのですから,私がわからないだけだと思うので,来季の活躍には大いに期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 11:13
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