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 こんばんは。


 昨日眞子様の婚約の一報が出てから,今日は婚約報道がずいぶんと見受けられました。
 そんな報道の中には,お相手の方の姿の情報だけでなく,住居や職場にまつわる情報まで様々と報じられていました。

 この一連の報道を見ていて,ちょっとマスコミはいきすぎていると思いました。

 まず,大前提として,眞子様の婚約自体は大変おめでたい話だと思います。
 皇族の方ともなれば,なかなか一般には近づきがたく,そうなればこそお相手を見つけることも困難が伴うと思われます。
 そういった中,早期にお相手に巡り会い,そして婚約にまで至ったのであれば,それは大変おめでたいことであり,国民にとっては喜ぶべきニュースであることに疑いはありません。

 そして,その皇族の方の婚約相手というのも,国民であれば関心を持つべき事項とも思われ,その方がどのような人物なのかを報じる報道が出てくること自体はある程度想像されたことでした。

 しかし,今日の報道では,自宅を出勤した,勤務先に到着した,勤務先から退社したと,その方の日常を報じており,一体誰がそれを知りたいのかという内容の報道が目立ちました。
 国民が関心を持っているとすれば,それはどのような人物かということであって,その方が何時に出勤して退社するのかなどという情報はほとんど関心がないものであろうと思います。
 そのようなあまり意味がないと思われる報道のために,お相手の方の住居だけでなく職場,職場の入っているビル側にも迷惑をかける事態となっていることは考えないのでしょうか。
 この報道のせいで,お相手の方は今の住居に住みづらい状況ができてしまったかもしれませんし,職場の方もビル側に謝罪等をしなければならなかったかもしれません。
 そのような悪影響が生じる反面,得られる情報はそこまで必要性の高くない情報であると思われ,そういったバランスを明らかに欠くこの報道は一体誰が望んでいるものなのだろうかと疑問に思えてなりませんでした。

 また,この報道の悪い点をさらに挙げれば,別の皇族の方が一般の方と婚約等をしづらくなってしまう影響を及ぼすように思いました。
 この報道を見ている人は,もしも皇族と何らかの関係を持つこととなれば,自分のプライバシー情報が世間に報じられるだけでなく,一挙手一投足を公共電波に晒されるかもしれないと思うようになるでしょうし,相当強い覚悟がなければ皇室と関係を持とうと思わなくなるのではないかと思います。
 皇族の方々は当然それを理解しているでしょうから,理想のお相手を見つけたとしてもなかなか声をかけづらくなってしまい,結局自身の考えを遂げられなくなってしまうという可能性も否定できません。
 皇族の方々は国民から見られる側の立場であり,ある程度自分の意思が制限されることは致し方ないのかもしれませんが,それでも一人の人間として尊重されるべき立場もあると思うと,このような報道は皇族の方々を不幸にする方向になってしまうのではと思いました。

 そうすると,今回の件をおめでたいことと報じる報道のはずなのに,視聴者の希望にも添わず,お相手の方やその周辺の方々に迷惑をかけ,挙げ句皇族の方々も不幸になりかねないという結果を招くことになりかねないと思います。
 ある程度報じることは否定しないものの,限度というものを考えてもらえないだろうかと思いました。


 今日の阪神ですが,きわどいところで勝利をもぎ取りました。

 今日の勝利の直接的な要因は高山さんでした。
 スタメン落ちしてしまった試合でも,ほとんどヒットが出なかったこの試合における数少ないチャンスをものにして決勝打を打ちまして,その働きぶりは非常に大きかったと思います。
 去年から得点圏打率が高い選手でしたが,今日のように決めるべき時に打ってくれる選手というのは一昨年くらいにはいなくて,そのために阪神はずいぶん点が入らずに転落していったように記憶しています。
 それだけに,高山さんのように,チームの停滞した雰囲気に流されずに打つべき時に打ってくれる選手というのは本当に貴重だと思いました。

 高山さんのタイムリーのお膳立てをしてくれたのは,梅野さんのバントだったと思います。
 梅野さんは,打つ方はいまいちではありますが,捕手としては後逸しないですし,これだけきっちり1球でバントも決められるのですから,相当有能であるといえると思います。
 当初は原口さんがメインの捕手がいいと思っていましたが,これだけ活躍ぶりを見ていると現状梅野さんが正捕手ということになるのでしょう。
 できればもう少し打ってくれるようになると,疑う余地がない正捕手だと思えるのですが。

 また,先発の能見さんは,点が入らない苦しい展開にもかかわらず,よくも粘り強く投げてくれたと思います。
 ストレートもよく走っていましたし,かつて左腕エースと呼ばれた姿は健在だったと思います。
 今日は1500投球回を達成しまして,これまで長く阪神を支えてくれて本当に頭が下がります。
 一時期気になっていた真ん中に球が入っていってしまって生じる一発病は,このところあまり顔を出さないため,今季の先発ローテーションの中では本当に安定した存在であるとしみじみ思います。

 ドリスさんは,絶体絶命のピンチを招いてしまったものの,見事切り抜けてくれました。
 最後は高めの釣り球をうまく空振りしてくれて試合を締めることができましたが,あの辺りは梅野さんのリードのおかげなのでしょうか。
 たまに調子の悪い日もあると解釈することとして,次回登板を期待したいものです。

 久々に桑原さんの投球を見られましたが,今日は死球を除けば文句なしによい投球だったと思います。
 こうしてみてみると,このくらいいい投手がなぜ他球団から阪神に流れてきたのかと不思議に思えるくらいです。
 他にも高宮さんなども阪神にやってきてから活躍した投手もおり,阪神の投手再生能力が高いのでしょうか。

 打つ方については,今日は高山さんのタイムリー,原口さんのホームランを含めて3安打ということで,これでよく2得点で勝てたと思えるものでした。
 中日のバルデスさんですが,これまでもなかなか阪神打線は打ちあぐねていましたが,今回を見てみてもまるでバルデスさんに太刀打ちできていないように思われ,今後大いに対策が必要であろうと思われます。

 あと,今日の阪神は無失策でした。
 これで今季の無失策の試合は15だということですが,正直言って半分以下かというのは悲しいものです。
 ただ,今日のような競った展開で失策がでなかったというのは,締まった試合が見られたということでよかったことだと思っています。

 これで阪神は貯金12ということで,正直言ってここまで勝てていけるとは思っていませんでした。
 明日の先発はエースメッセンジャーさんですから,稼げる時にもっと貯金を伸ばしていってもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:23
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