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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,70代女性の代わりに60代女性が替え玉受験をしたというものがあったので,取り上げてみました。

 この入試があったのは2013年3月で,定時制高校の入試面接で替え玉が行われたということでした。
 発覚の経緯は,去年11月に替え玉受験があったという文書が届き,聞き取り調査を行ったところその疑惑が発覚したということでした。
 この70代女性と60代女性は親族関係にあったそうで,面接の際に顔写真で本人確認されたものの見分けられなかったということでした。
 替え玉を行った60代女性は,この高校の卒業生らで作る定時制教育振興会のメンバーで,この高校から出願者を募るように要請されていたそうです。
 そこで70代女性に出願を依頼したものの,面接控え室には60代女性が入ったなどと説明をしたそうです。
 これらの聞き取り調査から,60代女性が代わりに面接を受けた可能性が高いとして,教育委員会は70代女性の合格を取り消すと発表したそうです。
 教育委員会は,確認が不十分だったとして,関係者の処分も検討しているそうです。
 なお,70代女性は,13年5月,一度も登校せずに退学したそうです。

 私は,替え玉受験という記事を見たとき,筆記試験の替え玉だと思っていたのですが,まさか面接の方だと思いませんでした。
 70代女性がなぜ面接を回避したかったのかよく分かりませんが,直ちに退学をした経緯を見ている限り,60代女性に入試を受けるように頼まれてやむを得ず受けたということなのではと思います。
 しかし,面接の替え玉は普通は写真などで発覚するだろうと思うのですが,親族ということもあってよほど顔が似ていたのかもしれません。

 どういう経緯で怪文書が届いたのかは分かりませんが,もしかしたら教育振興会メンバーに対して出願者数を増やすように必要以上のストレスがかけられて,内部告発目的でこのような行為に出たということかもしれません。
 生涯学習のための高齢者の定時制高校入学というのは私は悪くないことだろうと思うものの,もしもそれを世間にアピールするために出願者の数値目標が課せられていたとすると,それは教育の押しつけということであり,生涯学習という性質とも合うとは思えません。
 個人的には,面接の経緯,面接における本人確認の状況,面接での得点等も重要な調査すべき項目と思いますが,その他教育振興会において数値目標等が定められていたのか等についても調査されるべきと思いました。


 阪神は,中日さんとのカードにおいて,一応2勝1敗と勝ち越しを決めました。
 昨日の試合は,福留さんがサヨナラホームランということで,緊張感のある展開の中爽快感ある終わり方をしてくれてとても気分がよかったところでしたが,今日は無抵抗な感じで一方的な敗戦でした。
 負けるときは惜しいよりもこんな一方的な方が後に引きづらないとも思えるので,私はある意味割り切っていますが,それにしても無抵抗だったなという印象でした。
 とりあえず,このカードを見ていて,大和さんをFAで流出させないよう,阪神は全力を尽くさねばならないということだけは確認できたと思います。

 今日は阪神は負けてしまったものの,ひとまず横浜さんも敗戦したので差が縮まらなかったことはよかったと思っています。
 広島さんは大差で勝利したため,差が10ゲームまで広がってしまったことは残念としかいいようがないのですが,それでも今は現実問題として2位を明け渡すかどうかという方がシビアな問題になっていると思います。
 できれば1位をもう一度争えるようになってもらいたいですが,これから死のロードと失速の9月を迎えるため,あまり過大な期待は抱かないようにしようと思います。


 2軍で調整中の藤浪さんですが,オリックス戦に先発し,3回4安打1失点だったということでした。
 71球も投げ,3四球で,四球から失点もしていますから,まだ制球難から崩れる傾向は見受けられるものの,158キロを2回出すなど球は走っているといえると思います。

 ある記事では,イップスになると一般的に球速が落ちるため,藤浪さんはイップスではないのではないかというものがありました。
 私もそのような話は聞いたことがありますが,実際にイップスかどうかは本人の問題であり,そこを重点的に述べるべきではないかもしれません。
 特に,右打者のインハイに抜ける球が問題視されていたものの,この試合では右打者をほぼ抑えられていて,その問題は意識すれば克服できる類のことなのではとも思えます。

 今みるべきことは,若干フォームが変わったことなのではないかと思います。
 フォームが変わったものの制球難が若干顔を出しているところを見る限り,まだ完全にこれが馴染んでいないのかもしれませんが,それでもいい方向につながっていってくれることを願うしかありません。
 今見ている限りは,昔よりは制球が若干戻っていると思いますし,何より前の問題だったときより球のキレもあるように思えるので,多少状態は改善してきてくれているのではと思っています。

 個人的には,右打者への頭部の死球は問題だと思いますし,四球から崩れるパターンもよく見ているので制球を矯正してほしいとは思うものの,ある程度四球を出してもいいからスタミナと力で押さえつけて勝つところを見せてもらいたいという気持ちがあります。
 四球が多くなってある程度球数が出てしまっても,それでも結果を見せてくれてきたのが今までの藤浪さんでしたから,制球が矯正されるのが一番ですが,ある程度矯正できたら,あとはスタミナと力で押さえつける投球を見せてくれればいいと思います。
 今の2軍での調整経験は今後の野球人生を左右することになる期間だと思うので,その方向性を決定づけられるような調整をしてもらいたいものです。
 そして,できれば総力戦に突入する8月後半から9月に復帰してもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 21:56
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