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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,2020年に限って祝日3日を7月に移動させるという法案が衆院を可決したというものがあったので,取り上げてみました。

 2020年はオリンピックが開催されますが,期間中の混雑を避ける方策の一つとして,この年に限って,3つの祝日を移動させるというのがこの法案の趣旨です。
 3つの祝日は,海の日,体育の日,山の日の3つで,7月の第3月曜日の海の日を7月23日木曜日に,開会式当日の7月24日を体育の日に,閉会式翌日の8月11日を山の日に移すということです。
 これによって,7月は4連休が発生し,10月は祝日がなくなるそうです。
 この法案は,5月31日に衆院本会議で可決され,今後参院本会議での審議を経て今国会で成立見込みということです。

 このニュースを見ていて,いくつか思ったことがありますが,まずは,オリンピック期間中の混雑対策は抜本的に考えられていないのではないかという不安です。
 おそらくこの3日が休日とされたのは,特に混雑が予想されるからなのでしょうが,ほかの日はこの3日ほどでなくても相当混雑するのでしょう。
 この3日は一応休日としましたが,ほかの日,特に平日はどうなるのでしょうか。
 この点についても対策が考えられたからこそ東京に招致されたのではないのか,あと2年に迫ったところで小手先の対策一つというのはどれだけ効果があるのかと不安に思います。

 次に,祝日の意義についてですが,特に体育の日は確か前回の東京オリンピックの開会式の日だったように思います。
 今回がオリンピック関連だからといって,この祝日を簡単に動かしてしまっていいのかというように思います。
 海の日と山の日はいまいち意義がわからないのでいいとしても,体育の日は別なように思います。
 特に,体育の日は昔からあるもので,地域によってはこの日に運動会というところもあるでしょうに,それが東京の都合で変えられてしまうのは迷惑なように思います。
 東京だけ変更すればいいのに,なぜ日本全国を巻き込みたがるのかというように思えてしまいます。

 第3に,この年だけ祝日を移動させるのは,事務手続の手間が各所に増大してしまうのではという懸念です。
 各所のシステムには祝日が登録されているかと思いますが,2020年だけは祝日が3日移動するというのは,システムの構成を組み替える部分があることから,それがために面倒ごとが増えてしまうのではないかと思います。
 例えば,2020年だけ,祝日を移動させずに,この3日をただの休みとするならば,システムの書き換えの問題はまだ緩和されるかもしれませんが,予定の移動はなかなか面倒なように思えます。

 個人的な問題で恐縮ですが,私のように官公庁を相手にする仕事の場合,休日はそれができないため,平日中に仕事をまとめるように努力する必要があります。
 特に,大型連休の前後は非常に気を遣うもので,そういった意味でも4連休の存在は仕事をするのに若干の難が生じることが懸念されます。

 私個人の考えとしては,せっかく記念すべきオリンピックを開催するならば,これを契機に新たな祝日を制定し,祝日移動等ということをしない方がいいのではというように思いました。
 ただ,祝日の数などが社会に与える影響等もあるのでしょうし,この案は軽々に採用することは難しいのかもしれませんが,それでも海の日や山の日等というよくわからない祝日があるならばオリンピック開催記念は祝日に値するように思うのですが。

 とりあえず,オリンピック開催期間はあまり無用に東京方面には近づかないようにしようと思いました。


 今日のあるスポーツ紙では,阪神が補強について調査しているようで,場合によっては前読売の村田さんの再調査を行う可能性もあるということでした。

 正直言ってどこまで精度の高い情報なのかは疑問ではありますが,少なくとも打力の補強について検討しなければならないことは間違いないでしょう。
 残念ながら,現在のロサリオさんは戦力として考えることは難しく,これから復活するかもしれないとはいえ,そうならなければ別の手当を考えないとシーズンがそのまま終わってしまうことが強く懸念される状態です。
 とにかく決定力ある打者がいないというのがこの数年の継続課題であり,多少打率やホームラン数が低くても,ここぞという時に決めてくれる力があればそれが全てだと思います。
 流れに乗って打てる打者ではなく,停滞したムードから流れを作ってくれる打者が希望ですが,そんな人材がいればどの球団もほしくて仕方ないだろうとも思います。

 そんな中で,村田さんは一つの選択肢としては悪くはないと思っています。
 ただ,去年までの成績はよく知っているものの,今の独立リーグでの成績はどうなのでしょうか。
 一度このような状態になってしまい,実力を維持,向上させて準備できているのでしょうか。
 阪神としては,即戦力を求めているため,それに見合うだけの状態なのかは不安のあるところです。

 一方,外国人助っ人の獲得も検討したいところですが,結局外国人助っ人の場合は当たり外れのブレが大きく,即戦力としてどこまで期待していいのかは未知数といわざるを得ません。
 かつて日本で実績のあった選手を獲得するのがまだ可能性が高いかもしれませんが,ずっと活躍できていればそのまま日本にいただろうとも思いますし,実際どの程度できるのかはわかりません。

 最良なのはロサリオさんの復活ですから,まずはそれに賭けてみて,同時並行で戦力を模索するというところなのでしょう。
 このままではいけないということはわかっているのでしょうから,勝つためにいろいろと考えてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:59
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