こんばんは。
阪神は、今日からヤクルトさんとの対戦カードを迎えましたが、今日の試合は勝利できました。
ただ、その試合内容について触れる前に、今日問題のあったサイン盗み疑惑について述べたいと思います。
問題のあったのは5回表2アウト1塁2塁の場面でした。
打席に佐藤さんがいる場面で、2塁走者である近本さんの動きが何らかの伝達行為のように見えたということで、3塁守備に入っていた村上さんから審判にアピールがありました。
これについて、阪神ベンチから反論があり、両監督同士が押し問答するという展開に至りました。
この場面の映像を改めて見てみましたが、私の阪神ファンであるという立場を一度除いて中立的に考えた結果、今回の件は近本さん側に問題があるように思いました。
実際に近本さんにサイン盗みがあって、佐藤さんに伝達をしようとしていたのかどうかはわかりません。
しかし、映像で見る限り、近本さんのジェスチャーはそのように疑われることも無理からぬものではないかと思えるようなものだったと思います。
村上さんが指摘するより前に審判から近本さんは指摘を受けていたようにも思われましたが、そのくらい怪しく見えてしまう動きだったように見えました。
この手の問題について、実際に盗み行為があったかどうか別としても、怪しい動きがあれば指摘があること自体は当然のことではないかと思いますし、ましてプロの世界ですからその点についてはアマチュアよりもシビアにしようという考えがあることもよく理解できます。
そのため、今回の件については、近本さんの動きを改善することが必要のように思われ、村上さんが指摘をしたこと自体はもっともであると考えるべきのように思いました。
阪神ベンチ側としては、あそこまで猛反発するのはどうかとは思いますが、一方で指摘を受けてそのまま受け入れるというのは、あたかもサイン盗みを認めたようにも見えてしまうので、その点については否定する挙動は必要だったのではないかと思います。
特に、ああいったプレーでチームが指摘を受け入れてしまえば、当該選手の士気にも関わることになりますし、よほどの無理筋なものでなければ監督が必死に擁護しようとすること自体は当然のことかと思います。
ただ、サイン盗み疑惑は否定しつつも、相手の指摘の中でもっともであると考えられる部分については受け入れるべきであり、それをした状態であれだけ揉めていたのかどうかという点は問題かと思います。
ファンの意見の中には、サイン盗みができるならば15年間優勝できていないということはないというものがありましたが、個人的にはその点は同感です。
そんな器用なことができるならば、もっといいプレーができてきたであろうにと思うばかりですが、この点は妄想の域を出ません。
また、今回の件についてだけいえば、阪神はこの問題のプレー当時は5点リードがありました。
2位の読売に追い上げられていて、1勝も貴重な状況であるとはいえ、これだけの点差があってわざわざサイン盗みをする動機まであるのかというのは思うところはあります。
ただ、上記の通りサイン盗みの疑いを持つのに十分な状況はあったように思いますので、今回の件については近本さんの修正を期待すべきことと思いました。
その上で、今日の試合を振り返ると、最大の功労者は青柳さんでしょう。
8回無失点で防御率は1.83となり、もはや現段階では阪神のエースとして働いていると言っても過言ではないレベルの働きぶりだと思います。
青柳さんは日本代表に選出されていますが、この調子と働きぶりであれば自信を持って日本の代表として送り出せると思います。
打線については、今日は遂に大山さんから一本とタイムリーヒットが出ました。
これをもって復活と言うにはまだ早いとはいえ、これまで苦しんできた様を見ていた側からするとこの活躍は本当にうれしいものです。
これをきっかけに打撃が上向きになるといいのですが、ひとまず明日以降も楽しみに見られると思います。
一方、中継ぎ投手陣はなかなか厳しいと思いました。
岩貞さんがピリッとしない状態ですが、馬場さんもいまいちといわざるを得ず、結局スアレスさんが登場する展開となってしまい、大変残念です。
藤浪さんも期待できるかどうかはその日次第という面もありますし、正直言って阪神の中継ぎ陣は安定しているとは思えません。
これを何とか立て直さないと、阪神の優勝は難しくなりそうで、困ったものです。
とりあえず、今日は読売が負けてくれたので、ゲーム差が広がってくれました。
これから直接対決を控えているだけに、少しでもゲーム差を広げておきたいところなので、何とか明日以降も勝ってもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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