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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、配達する現金書留を盗んだ郵便局の契約社員の女が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 この女は、郵便物の配達を担当しており、盗み出した現金書留は上司から配達するように割り振られたものということでした。
 割り振った夜に担当者が郵便局内で1日に取り扱った郵便物の数を確認していたところ、1通所在がわからないことが判明し、内部調査で窃盗が発覚したということでした。
 その後、現金書留は現金の入ったまま見つかり、女は聞き取りに対して小遣いほしさで盗んだと話していたということでした。
 日本郵便が刑事告訴をして、その後逮捕されたということでした。
 女は、契約社員として採用されてから犯行まで4ヶ月足らずでしたが、内部調査でさらにその間に配達するはずの郵便物のうち少なくとも100通以上を自宅に隠していたことも発覚しました。この点について、女は、時間内に配達できなかったことを周りに言い出せず、周りから仕事ができないと思われたくなくて、評判が下がることを恐れたと話しているということです。

 まず、現金書留を配達員が盗むという、現金書留の取り扱いに関する最も考えられる犯罪が実際に行われたことについて驚きました。
 それと同時に、現金書留のような重要な郵便物については、きちんと数の確認等が行われて発覚したことについて、チェック機能が働いていたということがわかったことは安心できました。
 普通郵便については調査で判明するまで闇に葬られかけていたというのは大変残念というほかありませんが、最低限重要な郵便物についてはこのようにチェックによって発覚することが十分にあり得ることがわかったのは今後の郵便の利用において一つ覚えておきたい知識だと思いました。

 その上で、この女の犯行ですが、元々は郵便物を配達しきれずに自宅に隠していたというものの、それが相当通数に上ったにもかかわらず発覚しなかったため、現金書留でも大丈夫だろうとエスカレートしたのだろうと思われます。
 もともと女のキャパシティを超える配達量の配達を課したことが原因であったと思われ、その点については郵便局側において問題があったとは思いますが、それでも自宅に隠してどうにかなると思ったというのは配達員としていかがかと思います。
 職場環境的に自分ができないことを言い出しづらい雰囲気があったのかもしれませんが、それでも自宅に隠せば何かの拍子に発覚してしまうと思うのが当然であり、にもかかわらず100通以上も隠していたというのであればもはやそのような感覚も麻痺していたのでしょう。

 ただ、そのように配達しきれない郵便物を自宅に隠すということと現金書留を盗むことは一線を画す極めて悪質な犯罪行為であるというべきでしょう。
 郵便物の配達のキャパシティについては職場側にも原因があるかもしれないものの、現金書留を盗む行為は単純に行為者の悪質さを表すものであり、職場に問題があったという問題ではないと思います。
 この事件によって、郵便局全体に対する信頼を貶めることにもつながるわけで、日本郵便が刑事告訴をしたのは社会的な信頼を取り戻すためにも合理的な対応だったと思います。
 職員一人一人を監視するわけにもいきませんから、職場内において再発防止策を講じることは難しいのではないかと思うのですが、それでも郵便という仕組み自体の信頼維持のためにも今後はこのようなことがないようにしてもらいたいものです。


 阪神の近本さんですが、ゴールデングラブに続いてベストナインにも選ばれました。
 最近の阪神のドラフトは比較的活躍する選手が多いですが、このように新人から引き続いて活躍しているのは大変ありがたいと思いますし、近本さんは阪神に必要な選手になったと思いました。
 むしろ、近本さんが怪我をしてしまったらチームの順位が大きく落ち込む可能性が高く、そのくらい打撃・守備ともに貢献度の高い選手であると思います。
 来年以降も怪我なく活躍してくれることを願うばかりです。

 中野さんは、球団新人最高アップ率363%で契約更改したという記事を見ました。
 中野さんのドラフト順位からすると、ここまで活躍するとは思っていなかったため、個人的には本当にありがたい存在だと思っています。
 むしろ、中野さんが出てこなかったら内野はどうなっていたのかと思うくらいです。
 また、盗塁王まで取れたということで、1年目でここまでは出来過ぎだったと思います。
 来季に向けてより守備を向上させて、より貢献してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
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