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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、ドジャースさんが、日テレとフジテレビのメディア資格を取り消したというものがあったので、取り上げてみました。

 ドジャースさんによると、この2メディアは、大谷さんが購入したロサンゼルスの邸宅の詳細を報道したということでした。
 その中には、物件の航空写真、近隣住人へのインタビュー等もあり、プライバシーの侵害であって大谷さんを危険にさらすものと考えたということでした。
 アメリカでは、有名人の自宅が強盗に遭って家族が誘拐されるケースなどもあるということで、今回の報道が重く見られたということでした。

 以前ここで述べたことがありますが、近時の大谷さん報道はかなり異常なものだったと思います。
 大谷さんがホームランを打ったとなれば朝から夜まで何度も何度もそのことばかり言及されていました。
 私は日頃全くテレビを見ず、先日の連休中に久方ぶりに見た際、本当に朝から夜まで大谷さん報道ばかりでうんざりしましたし、大谷さんのファンであっても大谷さんを嫌いになりかねないレベルのものでした。
 大谷さんについては、ファンも多いですし、今世の中で暗いニュースが多い中で明るいものですから、ニーズがあるのは理解できます。
 ですが、日頃テレビを見ない私からしても少し触れただけで度を超えていると思うくらいでしたから、おそらく本当に日常的に大谷さんのことばかり扱っているのだろうと思われました。

 そんな最中で日本の2メディアのメディア資格剥奪ですが、この措置は仕方がないことと思います。
 というのも、大谷さんにしてみればプレーに集中したいところなのに、いたずらに自宅に滞在している妻を危険にさらしかねない報道を連発していたのですから、こうなることもそれはそうなるだろうと思いました。
 むしろ、これだけの報道をしていて、まだ大丈夫だと思って続けようとしていた報道機関側の考え方自体が感覚の麻痺を疑いかねず、日頃から政治家等著名人の問題を取り扱っているのに自分を振り返ることはできなかったのかと大変残念に思います。
 あれだけ日頃人権を声高に叫びながら、報道する姿勢の中では人権を軽視していたわけで、今後人権を語ったとしてもどの口が言っているのかと考えられても仕方がないレベルの問題だったと思います。

 大谷さんの当日のプレー動画はMLBから入手しているでしょうから、その日の活躍自体は報道できると思われますが、過去映像が使えなくなるということなので、大谷さんの1週間を振り返るといったものを放送するのは難しくなるのでしょう。
 他局がそのような報道をできる中でこの2局ができなくなることは大きな痛手なのかも知れません。
 ただ、私にしてみると、この2局以外が必ずしも大谷さんの報道について節度を守っていたのかというとそうでもないように思われます。
 そのため、今回のことは、この2局以外の報道機関に対しても、仮に問題のある報道を行えば今回のような措置はいついかなる時も発動される可能性があることを示唆するものだったと思われ、他局についてもこれまでのような過剰報道を自粛するきっかけになるのかも知れません。

 大谷さんの報道は、それなりにニーズのあるものだと思うので、適度に行っていただく分には何も意見はないのですが、これまでの報道は素朴な感覚としてやりすぎだと思いました。
 大谷さん自身もこのような報道が続くならば今後のメディアとの関係を見直すことにもなりかねませんし、報道機関の立場に立ってもこのような姿勢を続けることは自身の不利益にもなることでしょう。
 私としては、これを機に多少報道姿勢が改まってくれればと願ってやみません。


 阪神は、ソフトバンクさんとのカードについて、昨日まで連敗していましたが、今日は勝利を飾ることができました。

 今日の勝利は、先発才木さんの頑張りと前川さんの満塁ホームランに尽きると思います。

 才木さんについては、7回5安打1失点で12球団トップの8勝目を挙げました。
 今日は、7回に近藤さんにホームランを浴びたものの、それ以外は初回の周東さんの内野安打を除いて危なげない投球だったと思います。
 チームとしては、連敗して4位に転落してしまったところで迎えた今日の試合でしたから、何とか勝ちたかったところ、そこでのこういった活躍はまさにエースと呼んで差し支えないものだったと思います。
 今季は青柳さんも村上さんもいまいちであるところ、才木さんは先発の中で期待できる投手であり、才木さんのおかげで日曜日を気分よく終えられることは大変ありがたい話です。

 前川さんについては、まさに会心の当たりという感じの一発でしたが、正直言って打線全体にはもっと点を取ってほしかったと思います。
 今日もこれまでの試合のように得点が1点や2点であれば、おそらく心理的にも有利というまでではないものですから、このような展開になっていたのかはわからず、やはりもっと打線が活躍しなければならないと実感するものだったと思います。
 才木さんがこれだけ頑張ったというのに負けていたらと思うとぞっとしますし、最近の打線に対してはかなり思うところがあります。

 気になるのは、木浪さんの左肩甲骨骨折です。
 昨日の死球からまさかここまでなるとは思いませんでしたが、この内容だと長期離脱は避けられないと思いますし、ただでさえ弱い打線がこれで一層問題になったと思いました。
 早期に回復を願うばかりですし、木浪さんが帰ってくれるまでに今より悪い地位にならないよう、打線にはもっとなすべき仕事をしてもらいたいものです。

 交流戦は今日で大半が終わりましたが、現時点の結果はパリーグ53勝、セリーグ51勝ということでした。
 阪神がこれだけ負けていたのにこんなもので済んだのかとも思いましたが、一方でパリーグを見るに西武さんが極めて悲惨な状態になっていたので、結局このような数字となったのだろうと思います。
 リーグごとの勝敗はこんなところですが、阪神の目標は五分だったので、それを大きく下回る結果は残念というほかありません。
 阪神は、野手と中継ぎがよろしくなく、これからこの戦力でまともに戦えるのか疑問も感じています。
 ですが、今からキャンプをやり直すわけにもいきませんし、信じて見守る以外にありません。
 もう少し情けない試合をしないように、プロとして求められるレベルの仕事をしてくれるようお願いしたいです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:05
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