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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、大阪万博においてレジ袋の配布を原則禁止するというものがあったので、取り上げてみました。

 これは廃棄物の抑制が狙いということで、来場者にはマイバックの持参を呼びかけるということです。
 エコバックや紙袋の提供は認めるということです。
 飲み物については、会場に給水スポットを設け、マイボトルの利用を推進するということです。

 おそらく万博におけるエコの理念を前提にこのような方針を決めたのだろうと思うのですが、私はこの件について揉める要素になると思います。

 まず、レジ袋の配布禁止となれば、屋外イベントにおいて食料品等の持ち運びに難渋することになろうかと思いますが、予め準備しなかった人達にとってはハードルが色々とあると思われますから、気軽にイベントに参加するというのは難しいように思われます。
 給水スポットでのマイボトルの件についても、そのような準備をしていない来場者にとっては問題になると思われます。特に、最近の夏は極めて過酷ですが、マイボトルを忘れた際に熱中症の危険が上昇すると思われます。
 おそらくマイボトルを持参しなかった人用に会場限定マイボトルなどを販売する商売なども念頭に置いているのではないかと想像しますが、そういったボトルは最終的にゴミになると思いますし、結局エコの理念とは何なのかという根本的な問題を思い出します。

 また、衛生面はどうなるのだろうかということも気になる点です。
 マイバックやマイボトルはこれまでも衛生面の問題が取り上げられていましたが、今回は夏での開催を予定しているのですから、より衛生面の問題が懸念されます。
 そのような中で特にマイボトルを何度も使うことは衛生面で問題になるかと思いますが、洗う場所はあるのでしょうか。
 仮に洗う場所があったとしても、その場所は大変混雑しそうですし、結局会場で洗わずに使い、そして体調不良となるということになればどうなるのかと思います。

 さらに、外国人来場者も想定していると思いますが、外国人にとっては会場でレジ袋も手に入らないし、マイボトルを推奨されるということになるわけで、不便ではないかと思います。
 その不便さは混乱の種になるのではと懸念もあります。

 今万博のチケットの売れ行きは思った以上によくないと聞いていますが、このような方針をとることでより障壁ができるとすれば、なかなか悩ましい問題ではないかと思いました。
 例えば予約方法などで既に色々と面倒だという噂が出ていますが、今回の件は気軽に会場に行くことを躊躇わせる要因になろうかと思われ、そういったことをどこまで要求するのかは難しい面があります。
 万博というイベントの性質上、コンセプトは重要だと思いますから、こうした理念を優先する考え方は誤りではないとは思うものの、バランスに留意しないと望まない方向になってしまうように思いました。


 今年もプロ野球のキャンプが始まり、早速佐藤さんが覚醒したとか、景気のいい記事を目にしました。
 それはそれでいいと思うのですが、この時期の記事は何とも過剰に持ち上げすぎな傾向があり、真に受けるには少々危ういものを感じます。
 個人的には、こうした派手な活躍のものよりは、地味な基礎体力や守備練習の程度などの方が注目されるべきものと思います。
 特に、昨季はキャンプの後のオープン戦で散々なままシーズンに突入したわけですから、とにかく今は怪我がないようにした上で年間通じて動ける基礎体力を築くこと、地道な守備練習を重ねることを念頭に頑張ってもらいたいと強く思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
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