こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、国交省が、民間企業などに対して、引っ越し時期の分散を求める取り組みを検討するよう呼びかけたというものがあったので、取り上げてみました。
国交省によると、3月は他の月に比べて引っ越す件数が集中するということで、ドライバー不足に伴う物流のひっ迫が懸念されているということです。
そこで、引っ越し時期の分散のため、民間企業に対しても取り組みの検討を呼びかけたということでした。
個人的には、いいたいことはわかるのですが、今の時期にいうのは遅すぎると思います。
3,4月に引っ越しを念頭に置いている人は、先行して賃貸物件等の契約を済ませていると思われますし、現在の住居の退去の合意も済ませていると思われますが、それらを1月前の今更反故にすることはもはや無理でしょう。
そこで発生する損害等を国が負担することはないでしょうし、それにもかかわらず今の時期にこういった呼びかけをするというのは無責任のように思えました。
この時期の引っ越しが重なる要因としては、進学や就職、転勤の時期が重なることだと思います。
このうち、進学時期を変えることは現時点では非常に難しいでしょうし、進学時期の変更ができないとなれば卒業時期も変更できませんから就職時期を変更することもできないでしょう。
しかし、転勤の時期についてはこの時期にする必要はないと思われますので、それを分散させることはできなくはないでしょう。
ただ、この時期に人事異動をさせていたのは、就職から見て何年で異動という考えが根底にあったからと思われ、下手に時期を分散させてしまうと例えば誰も希望しない場所への人事異動に関し長く滞在しなければならない人もいれば短く済む人も出てくるとなると公平感において問題を生じさせることが懸念されます。
ですから、人事異動の時期をスライドさせるのであれば、なるべく一律の処理をすることが求められると思うので、技術的に困難さが出てくるかも知れません。
国交省がこうした呼びかけをするのであれば、まずは中央官庁において人事異動の時期を年中に分散させることから初めてもらいたいと思います。
そして、時期を分散させたとしても公平を保てるモデルを示した上で民間企業等に対してお願いをするというのであれば、そのモデルをまねる形で広まっていくのではないでしょうか。
いずれにせよ、人事異動という多くの人が関心を持つであろうことが関連する件について、この直前の時期に単なる呼びかけをしたとしてもあまりにも効果がないと思うので、もう少し計画的に進めてもらいたいと思いました。
阪神の新外国人投手であるネルソンさんについて、ナックルがいい感じであるという記事を見ました。
ネルソンさんは、ナックルのほかスライダー、チェンジアップをくしし、マックス158キロの速球を投げるというように聞いています。
ナックルといえば、制球の問題もそうですが、投球の仕方の関係上球速も出づらいと言われているところ、ネルソンさんのナックルは130キロ台が出ているようです。
このナックル、変則的に曲がったり落ちたりするようで、捉えづらいということでした。
ネルソンさんの持ち味については、もともと速球とスライダーだと聞いていたのですが、ナックルもなかなかよいようで、非常に楽しみな投手だと思います。
ナックルは捕手が捕りづらい球だと思いますが、それだけに阪神としては後逸が少ない梅野さんの活躍が期待されるところかと思われます。
ナックルがうまく決まると打者の方は手を出しづらいと思いますが、制球が難しい球でもありますから、これをうまく使いこなせるかが問題になると思います。
また、これだけの速球と変化球を持ちながら日本にやってきたというのですから、案の定制球がイマイチのようです。
ネルソンさんが実用的であるかどうかは制球を安定させられるかにかかっていると思いますが、現時点ではこの辺りはどうなのでしょうか。
ナックルの制球が難しいのはわかっているのですが、直球やスライダーの精度については気になるところです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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