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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、コンビニのレジの液晶画面をたたき壊した男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 男は、酔っ払った状態でコンビニに入店し、商品を買おうとしました。
 その際、男は、その商品の支払いを手持ちのたばこで交換したいと申し出たものの、店員に拒否されました。
 そこで、男は、レジの液晶画面をたたき壊したところ、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されたということでした。
 男は、調べに対して、わかりませんと容疑を否認しているということです。

 私も昔酔っ払った人相手の客商売のアルバイトをしたことがありますが、なかなかコミュニケーションがとりづらく難渋したことがありました。
 酒というのは適量にしておかないと他人に迷惑をかけることになりますが、今回のように酔っ払って店に迷惑をかけて逮捕されると自身も不幸になってしまうものだと思います。

 今回のように酔っ払った状態で犯罪を犯した際、責任能力がどうなるのかという問題がありますが、原則として平均的な正常範囲の酩酊であれば完全責任能力が認められます。
 一方、程度が深い場合には限定責任能力、責任無能力と考えられる余地があります。
 本件の場合にどの程度のものなのかはわかりませんが、本当に記憶に残っていないレベルであるならば責任能力について争う余地があるのかもしれません。
 ただ、飲酒をしていたことをいいことに覚えていないと弁解をする場合、反省をしていないとして罪が重くなってしまう可能性もありますから、もしもそのような場合にはこういった弁解は禁物であると思われます。

 一方、民事の賠償責任ですが、これについては負う可能性が高いと思われます。
 というのも、民法において、自分が記憶を失うほどの状態を故意または過失によって招いた場合には責任を負うという規定があり、今回のように飲酒で記憶を失う状態に至らせた場合には少なくとも過失はあると思われるからです。
 そのため、刑事処分の件も考えるならば、早々に弁償してしまうべきということになろうかと思いました。

 記事を見る限り、手持ちのたばこと商品の物々交換を申し出たという段階でまともな考え方ができていないようには思われますが、そこからだけでなく、当日の飲酒量、現場のコンビニに行くまでの道のりや行き着くまでの挙動などを元に判断することになるのだろうと思いました。


 今日の阪神の紅白戦では佐藤さんが畠さんからホームランを放ちました。
 昨日の試合では2打数無安打だったものの、今日は4球ファウルで粘った末に150キロのストレートを捉えました。
 佐藤さんにはホームランを大いに期待していますが、個人的にはメジャーを目指すのであればホームランと同時にある程度の確実性も求めたいところです。
 まだ、打席が少ないですから、トータルの打率を見ないと仕上がりはわかりませんが、今季は波が少なくなるよう、よくない時期にもどうやったら復調できるのかということをある程度見極めながら練習に取り組んでもらえたらとは思います。

 一方、打たれた畠さんですが、佐藤さんに打たれたものの、その後は森下さん、原口さんと打ち取り、1回2安打2失点となりました。
 佐藤さんの前の打者である木浪さんのポテンヒットが余計ではありましたが、打たれた後もきちんと切り替えて抑えてくれたところはさすがに場数を踏んでいると思いました。
 ホームランを打たれて残塁がない方が切り替えやすいという考え方もあるかもしれませんが、それでもホームランはやはり精神的にきついものがあるでしょうし、立て直したことは立派だと思います。
 畠さんについては、読売時代と同様に主に中継ぎ起用を念頭に置いているようですが、今後どのくらい活躍できそうなのか、よく見てみたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09
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