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 こんばんは。

 今日は今さらながら議事録未作成問題について考えてみたいと思います。

 議事録未作成問題とは,東日本大震災に関連して政府が組織した15会議体のうち10の会議で議事録を作成していなかったという問題です。
 議事録を作成しなかった理由としては,震災対応で手が回らなかったということでした。
 この理由が本当なのか,本当に議事録が作成されていないのかという点の真偽は置いといて,これによってどんな問題が生じるのかをいくつか考えてみます。
 まず,議事録を作成しなかったために,当時の対応の妥当性の検証ができず,問題のあった点について責任の所在がうやむやになることが挙げられます。
 次に,当時の問題として,他の関連機関との間の連携に関して,情報の共有を妨げることになります。つまり,議事録が存在することによって細部まで他者に情報の共有が可能になったところですが,これに蓋をしてしまい情報の流通を妨げることになったという点です。
 第3に,今後不幸にも今回のような震災等の問題が発生した場合,過去の対応を見ながら今後の対応を考えようということができなくなることが挙げられます。

 私にしてみれば,率直に議事録を作成しなかったということが信じられません。
 特に,議事録の意義の2番目,つまり情報の共有化の観点から議事録を作成しないことなどあり得るのだろうかと思ったのです。
 たとえば,政府は情報を統合して方針を決定するのが役目の一つですが,当然頭脳が全ての会議に出席するわけにもいかず,その内容を知るために「議事録の内容をまとめろ」という指示を出すのではないかと思うのです。そうすると,仮に当初の段階で作成されないにしても,政府がきちんと仕事をしていれば割と早い段階で議事録が作成されていないことに気づくと思うのです。
 ところが,この話が今になって出てくるのは,本当は議事録があるのか,それとも仕事をしていなかったのかのいずれかな気がしてなりません。能力の問題は別として,さすがに何も仕事をしていなかったということはないでしょうから,私は本当に議事録が存在しないのかと疑ってしまいます。
 ただし,仮に存在していたとしても,これを掘り起こすとっかかりが思い当たらない,極めて身勝手な想像なのですが。

 上原さんが,ツイッターで,「いつかは阪神を助けてください」というつぶやきに対して,「お誘いがあればね」という返答をしてきました。
 これは阪神ファンを公言する彼が阪神入りをするという期待を抱かざるを得ません。
 メジャーに行ってからまじまじと投球を見ていないのですが,あの球の回転,フォークが健在ならば是非とも阪神にほしい逸材です。
 特に,去年はコバヒロさんに懸けるものが大きかっただけに,上原さんのような中継ぎが加わると考えると夢は膨らむ一方です。
 誰かが言っていましたが,上原さんからはあふれんばかりの猛虎魂を感じますね。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:04

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