こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,東電が4万8000台のパソコンについて,あと5年はウインドウズXPのパソコンを使う予定であるという記事があったので取り上げてみました。
先日話題になっていたとおり,XPはサポートが終了したため,修正プログラムが配布されず,XPをOSとしているサイバー攻撃を受ける可能性があります。
そのため,政府は,東電などの重要インフラ事業者にXPの更新を求めていたということでした。
ところが,東電は約4万8000台ものパソコンについて,XPのまま2018年から19年まで使用するという計画だそうです。
この間に,これらのパソコンの中には,インターネットで外部に接続する者もあるそうです。
東電は,各種の技術的対策を講じると説明しているものの,更新しない理由や具体的な対策についてはセキュリティー確保のため説明できないとしております。
国の中央官庁のパソコンは現在XPはゼロということで,関西電力も約3万台あったXPを全て切り替えたそうです。
また,東京ガスも約3万台を更新し,切り替えなかった約500台はネットに接続していないということです。
東電は,原発関連の事業も取り扱っていることから,相当高度な機密情報を所持していることは間違いなく,これが漏洩すれば福島第一原発の事故のような国家レベルの大災害になりかねません。
そうすると,セキュリティー対策はいうまでもなく必要なわけですが,お金をかければできるレベルのこともやらないとなるとずさんとしかいいようがありません。
各種の技術的対策を講じているといいますが,そのような対策に講じる費用があればOSの切り替えに費用を投じるべきであり,私としては説明に納得のしようもないと思います。
確かに,東電は現在設備投資をできるだけの十分な費用もないでしょうし,まして4万8000台ともなれば切り替えると一口に言ってもすぐにできないことは明らかです。
ですが,5年間使うのかといわれれば,なぜそこまで切り替え予算を組めないのかは理解できません。
先日,東電社員の離職の食い止めのために社員の給料の増額をしたという記事を見ました。社員の離職の食い止めが重要であることは理解しますが,かといってセキュリティーへの予算配分を怠り社員の給料増額をしたというのであれば,それはお金の配分に大きな誤りがあるのではないでしょうか。
こういうところをみて,福島第一原発の事故が何故起こったのか鳥飼できるような気がします。
このような東電のセキュリティーへの意識の甘さが一時が万事ということだったのでしょうし,その体質は事故から変わっていないのだと改めて理解できます。
以前から,この会社に事故の後処理を任せることができるのかと疑問でしたが,その疑問は今回の件でより強くなったと思います。
国の方は,このような東電の体たらくを見て,今一度東電への対応を考え直してもらえないかなと思います。
阪神は,ヤクルトさん,横浜さんとの雨を挟んで5連戦で5連勝しました。
正直これはできすぎだと思いますが,それでもそこまで負けすぎでしたし,下位チームに取りこぼしをしようものならば優勝などと言えなくなってしまうので,ある意味これでよかったかと思います。
ただ,今日の試合はまったく楽なものではありませんでした。
私は,鶴さんの初先発マウンドのトラウマを持っているからでしょうか,今日の投球を見て改めてやはり鶴さんでは一軍のマウンドを任せられるレベルには達していないのかなと思ってしまいます。
横浜の加賀美さんもそうですが,今日は両先発がきちんとした仕事をせず,最終的には非常に荒れた試合展開となってしまいました。
今日のような試合を見てしまうと,残念ながら野球ファンは増えていかないのではと思ってしまいます。一見点がたくさん入る大味な試合は見ていて派手ではあるのですが,投手が雑であったためにお金を払ってまでみるものなのかと疑義をもたれてしまうのではないでしょうか。
鶴さんはもう少し閉まった投球ができないとなると,もう一度二軍で調整すべきかなと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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