こんばんは。
以前私は靴型カメラを売った業者が迷惑防止条例の幇助で逮捕されたという記事を取り上げたことがありました(→
こちら)。
その際,業者の顧客名簿から芋づる式に購入者まで捜査の手が及ぶのではということに言及したことがありましたが,今日のニュースを見ていたらまさにそのように捜査の手が及んだというものがあったので取り上げてみました。
京都府警は,この盗撮靴をネット購入した京都府内の客42人を戸別訪問し,靴の任意提出を求めたということでした。
その際,顧客にたどり着いたのは,まさに上記の逮捕の際に押収された顧客名簿だったそうです。
捜査をした理由は,おそらくこの靴を使って犯罪行為がなされたのかどうかを確認するためでしょう。
そして,その捜査のためには,場合によっては靴で撮影したデータに関して既に抹消された情報も含めて復元された上で確認がなされるということもありうると思います。
府警幹部によれば,増え続ける盗撮の抑止には道具を絶つしかないということで,これまでにほとんどの靴を回収したということで,他県警にも情報提供をしているということです。
このような靴には盗撮以外にも色々な用途はあるのでしょうが,典型的に使われる方法が盗撮だと判断されて,その上での予防の意味も兼ねた捜査なのでしょう。
今回の捜査は任意提出を求めたということなのですが,捜索差押え令状まで出されるかといわれれば,捜査機関において個別案件の犯行まで確認できていない以上,令状までは難しいだろうと思います。
ですが,任意だからといって提出を拒めば,おそらく警察に提出できない事情を根掘り葉掘り聞かれたり,マークされるなどしたりするなど事実上の不都合が懸念されるとして,多くの方は任意提出に応じたということなのでしょうか。
こうしてみると,以前申し上げたように,やはり法律違反をすることが主目的と思われてしまう商品をネットのような足の付く形で購入することは,そのことだけで捜査の手が及ぶ可能性が十分にあるということでしょう。
また,任意提出を求めたのが管轄の京都府内の人たちだけだったとしても,他県警に捜査協力をする可能性もありますし,管轄が違うというだけで安心をすることも難しいのかと思います。
そう考えると,インターネットで法律に違反しそうな物を購入するという場合には,やはり一斉捜査の対象になる可能性があるということをよく認識しなければ,あとで辛い目に遭ってしまう可能性があることを認識しなければならないのだろうと思いました。
特に,今回のように警察が戸別訪問してくるとなれば,買った本人のほか同居の家族にも当然迷惑がかかりますし,そういう事実上の影響も考えれば法律に違反しそうな物に手を出すということ自体改めて考え直す必要があるのではないかというようにも思いました。
今日の阪神は,序盤でそれなりの点をとり,中押し,だめ押しと理想的な展開で勝ちを得ることができました。
今日の勝利は打線の活躍で楽に行けたという面もありますが,やはり能見さんの頑張りが大きいでしょう。
能見さんは,今シーズンは非常によくない展開が多く,特に昔よく見られた接戦での一発で沈む展開が多かったように思います。
能見さんは阪神の功労者であるとは思いますが,そんな彼が今年は勝ち星をなかなか上げることができず,私自身もう少しかみ合わせがよくなればと心配していたものです。
そんな能見さんが,今日は見事な8回無失点の投球を見せてくれまして,ようやくシーズン終盤に来て本来の投球を見せてくれたと思っています。
能見さんの実力から見れば,8勝目というのは随分遅すぎるようにも思いますが,こればかりは致し方ないことでしょう。
裏番組では読売が勝利し,着実にマジックを減らしております。
もはや優勝は考えずに,これからはクライマックスシリーズで勝利をするためにいかにチーム状態をよくしていくかを念頭に戦うべきだと思います。
読売も決して調子がよいというわけではありませんから,戦力差があるのは事実であるものの,つけいる隙は十分にあると思うので,ここから何とかうまく調整を図っていってもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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