こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アトピー性皮膚炎がアレルギー疾患ではなく細菌の異常繁殖が原因なのではないかという研究が発表されたというものがあったので,取り上げてみました。
これは,アメリカの国立衛生研究所と慶応大学などの付ループの研究です。
アトピー性皮膚炎を発症するマウスを使って皮膚の表面を調べたところ,症状が出るのと同時に黄色ブドウ球菌とコリネバクテリウムという2種類の最近が異常に増えているということが分かったということでした。
そこで,抗生物質を投与して細菌が増えないようにしたところ,マウスはアトピー性皮膚炎を発症しなくなったということでした。
また,抗生物質の投与をやめると,2週間ほどでアトピー性皮膚炎を発症したということでした。
研究員は,これまでアトピー性皮膚炎はアレルギー疾患だと考えられてきたが,さらに発症の詳しいメカニズムが分かれば新たな治療法の開発に繋がるとコメントしたということでした。
私は幸いにしてアトピー性皮膚炎ではないのですが,身近にそういう人がいたので,その苦労は端から見ていて何となく分かる気がします。
アトピー性皮膚炎の人は,炎症がたくさん出てきて,かなりかゆそうで,相当苦労しているように見えました。
アトピー性皮膚炎には一般的にステロイド剤が使用されていると聞きますが,もしも今回の研究の通りアトピー性皮膚炎の原因がアレルギー疾患ではなく細菌の異常繁殖だとすれば,これまでの治療方法とはまた違う治療方法が出てくることになるのでしょう。
これでアトピー性皮膚炎の特効薬でもできようものならば,本当に多くの人が救われることになるでしょうし,この研究はその意味でも非常に大きいものだと思います。
しかし,こうして時代が進むごとに医学は進歩していくものなのだなと改めて思います。
こうして進歩していったとしても次から次へといろいろな問題が出てくるのでしょうが,それでも進歩自体は歓迎すべきことなのだろうと思います。
阪神は,今日はメッセンジャーさんが崩されて負けました。
メッセンジャーさんの立ち上がりは悪かったものの,その後修正できて手が付けられないくらいの投球を見せてくれていたので,このまま勝つのではと期待していました。
しかし,そこからまた崩され,結局だめ押しのホームランも打たれて決定的に負けてしまいました。
今季のメッセンジャーさんはいまいち安定感を欠くところがあり,そこが去年とは大きく違う点だと思います。
ただ,何が問題なのかといえば,そこを指摘するのは難しいです。
とはいえ,今日に限っては,痛打を受けたのは大半がカーブであったと思われ,それを勝負所で不用意に投げすぎたこと,投げさせた藤井さんも問題だったように思います。
メッセンジャーさんを中4日で登板させるという話があるようですが,正直言って今の出来では他の2投手を入れて6人でローテーションを回した方が安定するように思います。
しかし,メッセンジャーさんよりも問題なのはマートンさんです。
今日は,一度も振ることなく見逃し三振に倒れるところもあり,今の状態は非常に深刻です。
今日は6番に降格され,5番に福留さんが置かれましたが,この打順が機能して途中までは阪神が勝っていました。
当分この打順でいいと思うのですが,もしもマートンさんがこのままであるならば,若手有望株を育成するべく外野ポジションを明け渡させた方がよいのではとすら思えてしまいます。
特に,今日のマートンさんは,端から見ていてもいらつきが見えまして,そういうところがプレーに影響しているのではと思ったりします。
ですが,マートンさんを見ていると,去年の福留さんを思い出します。
確か,去年の今頃の福留さんが非常にどうしようもないくらい成績が悪く,にもかかわらずスタメンの一角を張っていたため,私も含めて代えるべきという意見が強かったと思います。
しかし,シーズン後半は福留さんなしでは語れないくらいの活躍を見せてくれました。
それを考えると,私のような見る目のない者がマートンさんを性急に外すべきと考えていることは的外れの可能性もおおいになり,その点は和田監督に委ねるしかないのでしょう。
いずれにせよ,マートンさんは復活のために,きっかけが出てきてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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