こんばんは。
昨日このブログを更新した後,夜中にさらに大きな地震がやってきて,それが原因でさらに死傷者が出てしまったと聞きました。
亡くなった方々にはお悔やみ申し上げるとともに,今もまだ余震が続いている状況には十分注意してもらいたいと思います。
まさか初めの震度7があって,それと同規模ないしそれ以上の地震が発生するとは思わなかったですし,今回の地震は余震というか,今後こそが本震という可能性すらあるという非常に油断ならない地震だと思いますので,まだまだ当分油断ならない日が続くことと思います。
今回の地震の特色は,余震の多さだけでなく,震源地が東に移動しているように見えることも挙げられると思います。
大分を震源地とする地震も発生し,遠い九州の地震であったとしても他人事ととらえることが困難な地震であろうと思います。
ある記事を見たところ,1596年に発生したという慶長伏見地震では,9月1日に大分,国東,松山,三原,京都で地震があったということがあったようで,プレートの関係からなのか,東の方に地震が大きく影響することは十分にありうることなのだろうと思います。
そして,そのような地震の影響が別のプレートなどに相互に作用することとなれば,関東や東北の方にも影響を及ぼす可能性もありますし,とりあえず大分までやってきたという状況を見れば本当に他人事とはいえない地震だろうと思っています。
まだ余震が継続していますから,とりあえず身の安全を図って頂くことが第一かと思いますが,東日本大震災を思い出すと,今後少し落ち着いてきたら震災関連の詐欺が横行することが懸念されます。
先の震災で多少相談を受ける等した経験があるので,以下代表的な震災詐欺について言及したいと思います。
まず,多くあるものが,住宅に関するものです。
突然やってきて,電気系統や屋根や柱の調子を見てあげると言い出し,不安をあおった挙げ句適当な補修を行って高額な費用を請求するケースが挙げられます。
住宅関連は,特に地震で大なり小なりダメージを受けていますから,一戸建てを持っている人達は大いに関心がありますから,そこにつけ込んでくることが考えられます。
次に,ボランティア詐欺が考えられます。
突然何か困っていないかと訪ねてきて,多少の人間関係を作った上で,断りづらくなったところで高額商品を売りつけたりするやり方などがあります。
他には,役所や赤十字を騙って義援金を集めにやってきたといって金をだまし取る義援金詐欺などもあります。
また,震災地では少ないですが,被災者を支援するために家にある貴金属等を寄付ないし格安で譲ってほしいといって回るというものもあります。
東日本大震災の時には,放射能関係の詐欺や除染関係の詐欺も多くあったと聞いておりますが,今回は直接関係はないでしょう。
ただ,今回の震災特有の状況に基づく新しい詐欺などが発生することも考えられます。
このようなことへの対策は,とにかく即断即決をしないことでしょう。
一人で決断せずに,誰かに相談するのがよいと思います。
特に住宅関連の詐欺対策として有用なのは,見積書を徴求し,複数の見積書をとって比較して決定することだと思います。
飛び込みでやってきた一社で決定するとすれば,それは業者の思うつぼですし,価格相場に無知であればまさに業者にとってはよいカモと思われてしまうと思います。
そして,もう一つ大事なことは,万一だまされてしまった場合に自分がどこまで被害回復のために頑張るかという線引きだと思います。
よくある詐欺の手口として,騙された人に対して,回収してあげると手をさしのべるふりをしてさらに手数料をだまし取るというものがあります。
すなわち,被害にあったからといって,それを取り戻すためにさらに一歩前に出ようとしたためにさらに被害に遭うというケースはあり得るものだということです。
ですから,私としては,万一騙された場合,警察や弁護士などに相談をして,自分がどこまで追及を行うべきなのかということを線引きすることが非常に大事だと思います。
若干事態が落ち着いてきたら,今度は上記のような詐欺ばかりでなく,震災家屋への窃盗や被災地特有のヤミ金等が出てきたり,今度はいろいろな犯罪に警戒しなければならないこととなるかと思います。
去年の茨城県の鬼怒川決壊でも,被害家屋での窃盗事件が発生したり,このような天災に乗じて犯行を犯そうとする卑劣な輩が出てくるのではないかと思います。
むしろ,そういう輩にとっては,このような状況こそがチャンスだと思っているでしょうし,もう少しして落ち着いてきたらそのようなことへの警戒も怠らないでもらいたいと思います。
とりあえず,余震が収まり,地震の範囲もこれ以上拡大しないことを願うばかりです。
また,九州に大雨が到来するようですから,これによる土砂崩れ等も発生しないことを願っています。
また思いついたら書きます。ではでは。
↓よろしければ押していただけるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
Comments
Post a Comment