こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,市の発電所の電線が盗まれたというものがあったので,取り上げてみました。
盗まれたのは市の敷地に太陽光パネル8224枚を設定して稼働させていた発電所からで,出力規模は約1.4メガワットで,東京の新電力事業者に売電して1日平均約19万円に収入を得ていたということでした。
この施設は高さ約1.8メートルのフェンスで囲まれているものの,入り口の南京錠が切断されていたそうです。
発電した電流を家庭用に返還する機械とソーラーパネルを繋ぐ電線が約100メートルにわたって48本,総延長3918メートル分盗まれたということでした。
銅製の電線で,約2トン,約370万円相当とのことです。
補修委託業者は,異常発生を通報する監視システムを導入していたものの,気づかなかったということでした。
初めに気づいたのは市の職員で,庁舎1階のロビーのモニターで発電量がゼロになっていたからだったそうです。発電が止まっていてから1週間後に気づいたということでした。
電線が盗まれるケースはこれまでよく見てきましたが,これだけの規模のものを盗むとなれば相当大がかりですし,人数や車等の道具も非常にたくさん必要になりますから,通常は犯行に相当時間のかかるタイプの事件だと思います。
それだけに,犯人側としては,なるべく人目につかない時間を選んだり,人通りが少ないという立地を選んだりするのでしょうが,おそらく太陽光パネルを設置するという遊休地はあまり人通りの多いところではなかったのだろうと想像しました。
それだけに警報装置等の問題が大きいと思いますが,犯人側としてはこれをうまくくぐり抜けたのでしょうか,それとも補修委託業者の方が怠業故に気づかなかったのでしょうか,どちらなのかはよく分かりません。
ただ,一ついえるのは,補修委託業者が1週間も気づかなかったというのは,さすがに委託を受けた仕事に対して関心がなさすぎな気もします。
おそらく,業者側にも発電量等の情報が行っていたりするのでしょうが,そういうものにはあまり関心を払っていなかったのでしょうし,犯行時に問題があったかは不明なもののその後の経過を見ているとこの業者が本当になすべき仕事をしていたのか,検証する必要がありそうです。
また,市の方もおそらく太陽光発電にあまり関心がなかったのではないでしょうか。
担当の課などはあったと思うのですが,確かに基本的には委託業者との折衝くらいなもので,あまり関心を持ってやるべきことも多くなかったでしょう。
しかし,それにしても庁舎にはそれなりの人数勤務していながら庁舎のモニターにも関心がなかったということで,1週間経っても一人だけしか見ていなかったというのですから,さすがに関心がなさすぎな気もしました。
私も最近いろんな役所で太陽光発電の状況のグラフなどのモニターが設置されているのを目にしますが,果たして誰がこれを見ているのだろうと毎回思っていたものの,今回の件で誰もあまり関心がないことがよく分かりました。
今回は犯行発覚の端緒となったので,モニターに意味がないというのは難しいかもしれませんが,一般論としては最近色々なところで目撃するあのモニターは大半が要らないということがよく分かりました。
企業が設置するのはPRなどの意味があってよいと思うのですが,役所のものは税金を使っているわけですし,ああいった無意味なものの導入は控えてもらいたいものだと思いました。
阪神の今シーズンの野球はすべて終了しました。
最後は7連勝で終わり,これがもっと早くできていたらどれだけいい運びができたのだろうかとしみじみ思いました。
最後の最後は読売狩り完了ということで,岩貞さんもいい仕事をしましたし,打つべき人もよく活躍してくれました。
また,福原さんの最終登板は感慨深く,そこから安藤さんに投手交代したシーンは去年あんなに何度も見たのにこれっきりかと思うと切ない気持ちになりました。
福原さんの最終登板で泣いていた人が多かったですが,個人的には福留さんがそうだったのが印象的でした。
福留さんは,途中から阪神に加わった選手で,古参ではないですが,それでも福留さんと年齢が近く,付き合いがあったのだろうなと想像しました。
また,福留さんは,外野手がへまをすると本気で怒って指導しているというシーンをこれまで何度も見たことがありますが,そういう風にチームのために怒ったり泣いたりできる情の深い人だからこそ福原さんに対してもそうだったのだろうと思ったりしました。
とりあえず,本当にお疲れ様という気持ちです。
今日は戦力外の選手が発表され,とりあえず9人が告げられました。
今後のドラフト等の状況を見てさらに追加される予定とのことです。
今回の戦力外の中には,鶴さんや二神さんのような戦力として長く期待されながら二軍からなかなかあがれなかった選手,岩本さんのように毎年オープン戦までは主戦力になるといわれていたのに結局シーズンでは見なかった選手などが挙げられていましたが,私は一時期中継ぎの左の1枚として活躍していた筒井さんが非常に寂しい限りです。
筒井さんは現役続行希望ということですが,左の中継ぎは貴重ですから,トライアウト等のでき次第ではまだまだあり得るかもしれません。
また,今回のラインナップの中では,二神さんは,今季の二軍戦後半こそ点をとられていたものの,それまではなかなかよい数字を残していましたし,左の中継ぎがほしい球団などは魅力を感じる選手であるように思われます。
できれば次のステージで活躍してもらいたいところですが,とりあえずお疲れ様でしたといわせて頂きます。
ゴメスさんは契約打ち切りの話は出ているものの,安定して20本ホームランの打てる選手は今の阪神には貴重だと思うので,まだ様子見のために残しておいてもいいのではないかと思います。
ただし,もしもFAの糸井さんが獲得できたならば,おそらく福留さんがファーストにコンバートすると思われ,そうなるとゴメスさんは代打となってしまいますから,出番がないかもしれません。
打撃だけでなく守備も問題が見受けられる鳥谷さんに変わってサードを守れる強打の外国人選手がいればその人に任せたいのですが,なかなかそんな簡単に需要が埋まるとは思えません。
外国人選手といえば,来季も当然いて頂くべきメッセンジャーさんですが,今日帰国する際に来季の開幕投手も自分であるべきと言い残していったという記事を見ました。
私も今シーズンの活躍ぶりをトータルで見るとメッセンジャーさんしかいないと思っていますし,このように自発的にエースは自分だと述べ,実力も伴っている選手は頼もしいというほかありません。
今シーズンは12勝11敗防御率3.01と,活躍はしたものの満足行く結果ではなかったと思いますので,来季は大活躍を期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。
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