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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,電車内で女性の髪を切った男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は,犯人の男が電車に乗り合わせた女性の髪を,背後からはさみで約35センチ切ったというものです。
 事件当時,電車内は朝のラッシュで混み合っていたそうですが,同種被害受けて警戒中の警察隊が男の行動を目撃して取り押さえたということでした。
 男は,髪の毛をインターネットオークションで売却するためにやったと供述して容疑を認めているそうです。
 警察によると,男は,自宅からはさみを持参しており,他にもやったと話しているそうです。
 この電車では,今回事件が発生した駅を走行中の電車内で2013年以降約20件の被害が発生していたそうで,警察はそれらとの関連を調べているそうです。

 私の仕事をしていると,通り魔的に女性の髪を切るという事件を時々目にすることはあります。
 ですが,本件のように,売買目的で髪を切るという人は初めてみました。
 髪の毛について市場があるということはうっすらと知っていましたが,それでもネットオークションで値が付くものとは思ってはいませんでした。
 ただ,この記事を見てからちょっと調べてみても,ぱっと見た限りでそこまで高額な値がついたものは見受けられませんでした。
 もしもあまり高価な値が付かないとすれば,この事件は犯すリスクに対して得るものが少ない部類の犯罪であろうと思います。
 得るものが多ければやっていいとは全く思いませんが,それでも得るものが少ないのにこれまで何度も敢行していたというのは,金銭目的以外に別の目的があるのではと疑いたくなってしまいます。

 この事件は電車内といういわば逃げ場のない密室で敢行された犯罪ですが,少なくとも覚知された2013年以降本日まで犯人が逮捕されていなかったのですから,発覚しづらい事件だったのだろうかとやや疑問が残ります。
 満員電車には時々乗りますが,あれに乗ると周囲のことなどどうでもよくなる気持ちになりはしますが,それでもこの4年間誰の目に付くこともなく犯行を敢行し続けられたのでしょうか。
 被害者の側は,背後から髪を切られるとなかなか気づきづらいようには思うのですが,ラッシュ時というあれだけ他人の目のある現場で,しかも電車内という密室ですから,なぜこれまで発覚しなかったのだろうかとむしろその方が驚きだと思います。

 ちなみに,他人の髪を切る行為は傷害罪に当たり,本件でも犯人は傷害罪で逮捕されました。


 阪神の新外国人キャンベルさんですが,ある記事を見ていたらなかなかよい評価が書いてありました。

 まず,打率3割1分4厘に対して出塁率4割3分5厘とかなり多くの四球を選んでおり,選球眼がよいというものです。
 コンタクト技術に優れており,基本的に空振りが少ないとのことですが,やや苦手としているのがチェンジアップなどのオフスピードボールとのことです。
 カーブやスライダーはあまり積極的にうちに行かないようで,空振りもメジャー平均よりも低い割合にはなっているようです。
 ただし,あまりうまく捉えられないのか,スライダーの打率は1割6分3厘,カーブの打率が1割6分2厘とのことです。

 守備では,サードの守備は2014年と2015年はよくないものの,2016年のUZRは150試合換算で+22.6とかなり優秀なようです。
 また,ファースト守備では,2016年に+3.4,2015年は+18.8だそうです。
 他には,ライト守備でもよい成績を残しているようです。

 この記事を見ていて,正直言って複数の守備位置を守れるユーティリティタイプについては,そんなによい選手であればアメリカが手放すとは思えないので,結構不安に思ってます。
 専門はファーストのようですから,サードのUZRがよかったとしても,150試合換算しないといけないということはサードでの試合出場が少ないということでもあるということでしょうし,やはり不安な気持ちがあります。
 阪神のファーストは,不幸にもゴメスさんが抜けて空いてしまいましたから,いっそファースト守備がそこそこよいならば,ある程度打てるということを前提にファーストにいて頂くのもありなんじゃないかと思っています。

 打つ方ですが,前評判では,アベレージヒッターで選球眼がよいという話でした。
 今回の記事の情報はそれと概ね合致するものですが,個人的には4番に座る以上一発の脅威がもう少しあってもという気もします。
 ただ,今の貧打にあえぐ阪神にとって,もっとも脅威になりうる選手は,一発の脅威のある選手よりも,チャンスで打点を稼げる決定力のある打者だと思います。
 もしもキャンベルさんに一発がなくても,チャンスで打点を稼ぐことが出来るならば,私はそれでいいと思っています。

 とはいえ,カーブとスライダーに弱いというのは困りものです。
 特に,日本の投手はスライダーを使う人が多く,スライダーに対応できないとなれば外角の球に異様に弱くなってしまうように思えます。
 選球眼でスライダーを見切れればよいのですが,そうなると日本のストライクゾーンにどれだけ対応できるかというのもポイントになってくるでしょう。

 結局この記事を見ていても,キャンベルさんが通用するかどうかは実際に見てみないと分からないという事になってしまうと思います。
 キャンベルさんが貧打の阪神を変えてくれる存在になってくれるよう願うばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:47

Comments

私が被害に遭う前に捕まって良かった。
私、髪の毛だけは若いからさ。

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