こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,インドで,恒例の夫婦が黒魔術を使ったと疑いをかけられて近隣住民に殴り殺されたというものがあったので,取り上げてみました。
被害者の夫婦はともに60代後半でした。
この夫婦について,近隣住民4人を黒魔術で殺したという噂が立ち,その4人の親族が噂を信じて,報復として夫婦に暴行を加えたという事でした。
しかも,殺害後,夫婦の家に放火をし,家は焼失したそうです。
この事件では,これまでに3人が逮捕されたそうです。
この地方では,この前の州も,別の村で,60代の女性が黒魔術で新生児を殺したと疑われ,隣家の住民に焼き殺されるなどの事件が起きているそうです。
インドの辺境部や部族地域では,現在も黒魔術やオカルト進行が残る村々が多いようで,生け贄として人が殺害される事件も報告されているとのことです。
私の記憶では,先日,幼い子がいけにえとして殺害されたというニュースを見ましたが,これもインドだったように思います。
このような痛ましいニュースを見た時,このようなものを異常と思うかどうかは文化の違いなのかもしれないと思いました。
というのは,私たちは,幼い頃から,オカルトや魔術などというものは基本的に科学的ではなく,そのようなものはイレギュラーなものとして考えてきました。
それだけに,オカルトなどが出てくるとことさら興味関心を惹くというのは,それだけそれらのものがイレギュラーだと信じているからでしょう。
ですから,オカルトなどによって人が殺害されたと聞いた時,相当不気味に思いますし,そういうこともあるかもしれないとは思いつつも,一方でそのようなことはあるはずはないと思っているものだと思います。
ですが,幼い頃からオカルトや魔術が当然のものとして考えていた世界において,そのような噂が立つという事はどういう事なのかと思うと,私が考えている尺度で物事を考えるのは間違いなのではないかと思ったりします。
まして,今回は噂を軽率に信じて行動したと思えるものですが,行動指針の元となる事実認定の考え方についても噂レベルで動機としては十分であるという文化の下であれば,このような事件が起こっても不思議ではないということになるのでしょうか。
そう思うと,この事件は,根本的なものの考え方の違いというものがあって,それを理解しないとただのオカルトに翻弄される人という間違った見方になってしまうのではないかと思ってしまいます。
とはいえ,この殺害をしたという人達が逮捕されているというところを見ると,どうやらオカルトという合理性に基軸を置かない世界と,法律という合理性を基軸に置く世界が同居してしまっている状態なのだろうとお思います。
おそらくオカルトが先にあって,後に法律がやってきたという事なのだろうと思いますが,どのような形で融合して受け入れられているのか,その点も気になります。
この辺りをよく理解しないで現地に赴いて行動をするのは危険なことなのではないかと思ったりしました。
阪神は,オリックスさんから,糸井さんの人的補償として金田さんを放出することになりました。
金田さんは,140キロ後半の速球を主軸に,フォークやスライダーなどの変化球を駆使する投手です。
速球派投手と思っていると実は変化球投手であったということで,その意味ではなかなか使い勝手のよい投手であろうと思います。
2014年は,その実力を発揮し,数字上もすばらしい成績を収めました。
一方,金田さんの問題点は制球力であり,特に一度四球を出してしまうとその後自分で修正することがなかなかできず,試合を壊してしまうことが何度もありました。
そのような様を今季序盤では何度も演じてしまい,金本監督に怒りを買うこともしばしばありました。
そういうことが理由だったのか,今季中旬から後半は二軍で過ごすことが多かったですが,二軍ではそれなりによい成績を収めていたと思います。
これまで金田さんは一軍で登板する場面を何度も球場で見かけたことがあり,非常に惜しいという気持ちがあります。
ただ,オリックスさんとしても,岩田さんなどの実績ある選手がプロテクト外にいたにもかかわらず,よく金田さんを指名したとも思います。
岩田さんは,実績ある左腕でもありますが,試合中盤突如崩れて試合を壊すことがしばしばあり,かつ年齢も30を超えていますから,そう考えると金田さんの方が伸びしろがあると考えたのでしょうか。
私は,当初より岩田さんか榎田さんが選ばれると思っていましたから,彼らが選ばれなかったことには素直に安堵しているものの,オリックスさんもよく目を付けたものだと感心します。
金田さんの弱点は制球力ですから,それを修正できれば大いに活躍が期待できる選手だと思います。
まだ26歳と若く,今後の期待できる選手ですから,オリックスさんとしては是非とも金田さんをものになる選手に育て上げて阪神を後悔させてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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