こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,イスラエルで,近視や遠視を治す目薬が開発されたというものがあったので,取り上げてみました。
この目薬ナノドロップスは,差すだけで角膜の傷を修復し,近視や遠視を治すということで,去年ESCRSで論文発表されました。
目薬中のナノ粒子が角膜の屈折率を補正するというもので,10頭のブタを使って実験を行ったところ,軽度の視力障害を治癒させられたということです。
ただ,どのくらいの頻度で目薬を差す必要があるのか,副作用があるのか等の情報は明らかにされていないそうです。
昔から視力矯正については人類の一つの課題となっており,メガネ,コンタクトレンズから最近はレーシック手術なども話題に挙がっていました。
しかし,レーシック手術は,一部の劣悪な眼科による不衛生な手術等が問題となり,最近はあまり話題に挙がらなくなりました。
今回の目薬については,私としても非常に興味があるところです。
ただ,レーシック手術と同じく,うまい話には何か落とし穴があるように思えてなりません。
記事では,視力矯正に必要な目薬の量や頻度,副作用等については言及されていないようで,これは今後の研究によるということなのでしょう。
今はブタを用いた動物実験が実施されているようですが,動物実験がある程度功を奏すると次は人体を用いた実験に移ってくるのでしょう。
そこでどのくらいの副作用等が生じるのか,副作用が生じた場合にそれに対応する術があるのか,効果がどのくらい続くのか等が今後の問題になるのでしょう。
個人的には,この目薬が早期に開発されてもらいたいと希望しているところですが,一方でこれが開発されるとメガネ屋やコンタクトレンズ屋,コンタクトレンズ屋と組んで主に営業をしている眼科医等が非常に厳しい状況に置かれるようになるのでしょう。
そこまで近い未来であるというわけではないのでしょうが,他の業界もAIに押されてどんどん変質を迫られていますし,それはメガネ屋業界等も同じことなのでしょう。
ここから10年後20年後でどのくらい世の中が変わっていくのか分かりませんが,常に勉強する姿勢でいかないと取り残されていくのだろうと思いました。
オープン戦でなかなか勝てない阪神ですが,今日は読売から勝利をあげ,ようやく1勝を勝ち取ることができました。
オープン戦ですから,勝敗にそこまで意味はないとはいえ,それでも全く勝てない状態でシーズンを迎えるのはやはり精神衛生上よくないことは明らかですから,今日の勝利でホッとしたというのが実情なのでしょう。
昨日は惜しいところで最終回に点を入れられて同点で終わってしまいましたから,阪神としてはそろそろ結果がほしいと思っていたのだろうと思います。
今日はこれまであまり打てていなかった中谷さんがよく打ちましたが,6回のヒットについていえば田原さんの投球があまりにもよくなかったからというべきでしょう。
ですから,田原さんから3点をとって勝ちはしたものの,実際こんな田原さんから打てたところで阪神が強いと考えるのは早計かとは思います。
打つ方は全体的に読売側に助けられたという印象が強いのですが,それでも相手の弱みにつけ込んで点を取れることはいいことだと思います。
去年の阪神を思えば,一流投手が出てくるとお手上げでしたが,一流とまではいわれない投手や調子の悪い投手が出てくるといい試合をしていたように思え,ひとまず相手が弱っているところで確実に点をとることは少なくとも実戦していってほしいと思います。
今日は,むしろ先発登板したドラフト2位の高橋さんを褒めるべきでしょう。
3回3安打1失点と結果は上々だったと思います。
ストレート最速は146キロで,キレがあり,制球も悪くはなかったので,これであの投げ方の左投手となれば相手はかなり嫌だろうと思うのです。
いきなり先発ローテーションというのは考えていないとしても,これだけの素材であれば今後の育成内容次第では今季中の一軍登板は十分にあり得るだろうと思われます。
昨日先発マスクを被った原口さんのリードが素晴らしく,今季から再度捕手として復帰したところで十分やっていけそうな感じでした。
あとは,怪我の状態がどれだけ響くか,打撃の調子がどこまで保てるかというところでしょうが,おそらく阪神の現状を見れば固定されることはないでしょうから,代わりながらやっていくのであればシーズン通してやれそうな気もします。
阪神にやってきた山崎さんは,打てない阪神打線の中でも打撃に尽力しているだけでなく,ヘッドスライディングでガッツも見せてくれました。
ヘッドスライディングの是非はともかく,そういったプレーで他の選手達に勢いや焦りなどを与えられるのであれば,山崎さんはいい選手だろうと思います。
大和さんが抜けて守備が手薄なだけに,昨日の山崎さんを見る限りでは今後も期待できそうな気がしました。
昨日は星野さんの追悼試合でしたが,献花に2万人超が参列したということでした。
阪神を振り返れば,星野さんの時代がなければ未だに暗黒時代をさまよっていたかもしれませんし,星野さんが阪神を変えてくれた人だということは阪神ファンの誰にとっても共通認識だろうと思います。
指導方法等についてはいろいろと意見はあるでしょうが,各球団で結果を残した点については誰からも異論はないでしょうし,本当に早すぎたと改めて思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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