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2018.09.04 Tuesday
 こんばんは。


 今日は四国から関西にかけて台風が猛威を振るいました。
 その猛威は想像以上で,高波であったり,大風であったり,いろいろなところでビルの剥落や浸水などがあったということでした。
 中でも関西国際空港は,浸水のために空港というよりは港に近い状態なってしまい,橋もタンカー衝突で使えずに孤立状態ということで,極めて深刻です。
 トラックも横倒しにされたり,とにかく雨よりは風の影響が極めて強いという印象の台風だと思います。

 この台風関連のニュースの中で,兵庫県西宮市の車約100台の火災が目を引きました。
 この火災現場は,どうやら中古車のオークション会場と見られているそうで,台風の影響で海水が浸水し,その後に車両が燃え始めたということでした。
 消火作業をしようにも,周辺道路が海水で冠水しているため,消防車が近づけず,可搬式ポンプを運んで消火作業がなされているそうです。
 火災原因については,電気自動車のショートの可能性があるといわれています。

 この火災のニュースの中でけが人等の情報は入ってきていないですが,この風の中での作業ですから,今後もけが人等が生じないことを願うばかりです。

 中古車オークション会場での火災ということであれば,約款上はオークション主催者は天災を原因とした車の損失について免責されることが多いと思うので,車の所有者の損失となる可能性が高いように思われます。
 そもそも,海水に浸かってしまった車はもはや売り物にならないと思いますし,火災が出なかったとしても大損失が生じていたことでしょう。

 問題は,火災が電気自動車のショートの可能性があることでしょう。
 世界的に電気自動車への切り替えの流れが進んでいますが,電気自動車は,充電スポットが少ないだけでなく,ガソリン車よりも充電に時間がかかること等のデメリットがいわれており,今回の火災はそれらと同じくらい問題になることのように思われます。
 今年は異常気象の年といわれていますが,振り返れば冬は大雪,夏は大雨,そして台風ということで,水にまつわる災害が本当に多いと思います。
 そのような日本において,電気自動車が多く普及するとすれば,それは技術の発展がない限りは火災との戦いになるようにも思えます。
 今回被災した車の中に電気自動車が何台あったかはわかりませんが,あの中に1台でも電気自動車あり,それが大きく燃えたとすれば,他の車に延焼することは当然想定されることであり,1台の電気自動車でも問題は大きくなるでしょう。

 電気自動車については,ガソリン車に比べて環境に優しいとかメリットが多くいわれています。
 しかし,電気自動車がガソリン車に取って代わるだけ流行しない理由は,何も充電の難やパワー不足だけではないと思われますし,そのデメリットを克服してこそ初めて世界に誇れる車として競争に参加できるのだろうと思います。
 今回のような電気系統からの火災を防ぐ技術をより向上してもらい,その度合いについてはより広く報道してもらいたいと思いました。


 こんな台風が来ている中,広島では阪神と広島さんが試合をしました。
 結果は,一進一退の展開の中,最後の最後で12回の土壇場でサヨナラ負けをしました。

 この負けは,最後の最後まで頑張ったところでの結果だけに,ダメージとしては大きいと思います。
 また,やはりドリスさんは抑えとしての信頼を勝ち得たとは言い難く,より安定した投手が抑えをつとめてもらいたいと改めて思いました。

 今の阪神の投手陣を見ると,安定している中継ぎは藤川さんと能見さんですが,藤川さんは今日打たれてしまいましたし,より安定しているのは能見さんだと思うので,個人的には能見さんが抑えをつとめてもらえると非常にしっくり来るのではと思っています。
 ただ,今日は,その2人以外にも,桑原さんや岩崎さん,岡本さんなどもみな踏ん張ってくれまして,このコンディションの悪い中本当にありがたいと心から思いました。

 先発メッセンジャーさんは,7回3失点と,先発としての役割を果たしましたが,エースとしてはもう少し失点が少なくあってほしいところだったと思います。
 ただ,西川さんのホームランについては,西川さんが見事というべきであり,逆にこういういい選手が広島さんにはいるのだなと思いました。
 日米100勝がかかった試合だっただけに勝利を付けてあげたかったのですが,こればかりは仕方がないというしかありません。

 延長戦まで投手が踏ん張ってくれていたにもかかわらず,打撃陣はなかなか点を取れませんでした。
 ヒットは12本と,広島さんを上回っているのですが,勝ちきれないのは非常に悔しいところです。
 チャンスに決めた菊池さんと,そうでなかった阪神の差が勝負の分かれ目であり,結局私が何度も言っている,勝負所で決められる決定力の有無の問題だったように思いました。
 とはいえ,展開を見る限り,あの広島さんと阪神はほぼ互角の試合を出来ており,決定力の差こそあれ,チーム力はそこまでの差はないように感じました。
 それだけに,紙一重を上回れる広島さんの強さを実感したわけですが,これだけ善戦を出来たならば痛い敗戦とはいえ胸は張れるはずだと思います。

 このまま終わったのであれば阪神としても来季に繋ぐことも出来ませんし,残り試合の中で何とか意地を見せてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:18
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