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2018.09.09 Sunday
 こんばんは。


 今日の阪神と巨人の試合ですが,1時間28分試合が展開したところで中断して中止となりました。
 今日の試合は,4回裏までで読売が2点リードするという展開でしたが,その段階で相当雨脚が強くなり中止を余儀なくされてしまいました。

 もちろんここから勝つ可能性は十分にあるわけですが,今季の阪神は6回までにリードしていないとかなり勝ちが厳しいというデータもあるため,ここから3イニングで2点は取らないといけなかったと思うと,昨日の阪神打線を考えれば危うい試合だったかもしれません。
 そう考えれば,今日の中止は,阪神にとっては救われたといえるかもしれませんが,問題は今季の残り試合との関係です。

 今季は阪神戦の試合の中止が多い印象でしたが,今日の試合で今季の中止は28試合目になるということでした。 
 これまで中止試合数が多かったため,20試合連続という話も出ていますが,それがまさに現実味を帯びてきてしまったということでしょう。
 現段階では13試合連続の予定が組まれており,これでも十分厳しすぎる日程なのですが,さらに厳しい展開となることになりそうです。

 この件は,いくつかの問題をはらんでいます。

 まず,阪神は,例年9月に弱いという傾向がありますが,その9月以降に試合が集中することになり,予定以上の黒星を喫する可能性があるということです。
 今のところはそこまで黒星が多すぎる9月ということではないのですが,昨日の読売戦での敗北を思い出すと,勝負所で勝てないのではという気もしまして,そういうところは例年の9月の弱さはあり得るのかもしれないとまだ警戒しています。
 ただでさえ,9月に弱い傾向にある阪神が,休みもなく試合をすることによって,疲弊した状態で臨むことでより敗北を積み重ねる可能性は十分にありうると思います。

 次に,阪神は3位読売とのゲーム差は2に止まりますが,残り試合数を大きく上回っており,そのチャンスは阪神の方が大きそうです。
 ですが,CS出場チームは開幕日の2日前である10月11日時点での順位をもって確定するとされております。
 そうすると,空白日に試合を実施するのは体力的に極めて厳しいことはいうまでもないのですが,一方で余裕のある日程で進めようとすると残り試合があり最終的に阪神が3位になったとしても,阪神がCSに進出できないという可能性は十分にあります。

 阪神としては,10月11日までに試合を全て消化する方が悔いを残さないで済むということになるでしょうが,場合によってはダブルヘッダーも必要になってくるかもしれません。
 それは,体力的にも営業的にも阪神にとって厳しいこともあり得るでしょう。

 このような状況になってしまったことは,天候の問題がもっとも大きいですが,一方で今季弱い阪神がその一因であることはいうまでもありません。
 ですから,これで阪神がCSに進出できなかったとしても,今季は通年でずっと弱かったことを思い出せばやむを得ないというか当然というべきかもしれません。
 ただ,それでも目標がないと力を発揮しづらいことも事実ですし,私としては希望がある以上は繋ぐ努力をしてもらいたいと思っています。

 ちなみに,この件をもって阪神もドーム球場をホームにすべきという議論があるかもしれませんが,阪神は甲子園がホームだということも含めての人気球団ですから,このような不都合はあっても甲子園で居続けてもらいたいと思っています。
 むしろ,CSの日程をもっと弾力的に検討できないかということが問題ではないでしょうか。
 今年は大雨や台風,地震など度重なる自然災害がありましたが,それらの自然災害の害を被った球団が不利に扱われるルールというのはやはりルールの設計が良くないように思えます。
 時代が昔よりも異常気象が増えたという意味では変わったともいえますし,気象の変化の統計等を前提に日程を見直してはどうかと思います。
 CS日程を動かせば会場手配の関係で多額の費用がかかると思いますし,ペナントレース終了からCS開始まで時間がかかると間延びしてファンが離れる等の問題もあるのかもしれませんが,試合消化もままならないというのはやはりルール側に問題があるように思えます。

 9月はこれからも天候に問題がある日が続くかもしれず,そうなれば試合もきちんと実施できないかもしれないと危惧されますが,悔いの少ないシーズンの終わり方が出来ればと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:35

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