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2025.12.01 Monday
 こんばんは。


 今日は今年の新語流行語大賞が発表されましたが、年間大賞は高市総理大臣の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」担ったということでした。
 他にも大賞としてエッホエッホやオールドメディア、トランプ関税、ミャクミャク等が選ばれたということでした。

 今回の年間大賞を見てみて、これって流行ったっけというのが第一印象でした。
 流行ったというならばせめていろいろな人が口々に言うくらいのものであってほしいと思うのですが、私の記憶では高市首相のこの発言の後、いくつかのマスコミで批判的なコメントを見たものの、それ以上に世の中で使われていたというようなものはありません。
 ほかの挙がったものも特に流行ったという記憶のものもなく、強いていえば今年開催した大阪万博のキャラクターであるミャクミャクが最も耳にした言葉のような気がしました。
 それでも新語流行語大賞という企画を維持する以上は何を選ぶかという判断を迫られ、強いていえばこれというように選ばれたのが高市首相の言葉だったというような印象を受けました。

 そのようなこととなった原因を個人的に考えたのですが、おそらくメディアの多様化が大きく影響していると思いました。
 一昔前は多くの人がテレビを見ていましたから、テレビから流行が発信され、テレビにおいて印象的な言葉が出てくればそれが流行語となったという経緯があったと思います。
 しかし、今はメディアが多様化し、多くの人が同じものを同時に見るというシチュエーションが多くはなくなったため、人それぞれによって流行語と考えるべきものが違うという現象が生じたと思います。
 その結果、私は今回ノミネートされたもののどれを見てもピンとくるものがなく、大賞に選ばれたものを見てもこれって本当に流行ったのかと疑問を持つものばかりになったと思いました。

 おそらくこのような現象は今後も続くと思われますが、それでもこの新語流行語大賞を継続するならば毎年同じような悩みにぶつかるのだろうと思います。
 ですが、これがなくなるのがよいかといえば、ある年を振り返るときにはこうしたものがあったりすると思い出しやすくなるということもあるでしょうし、無意味なものとは思いません。
 ただ、この賞のあり方について考えないと、そのうち多くの人に軽視されてしまうような存在になってしまうような気がして、再考する時期に来たのではと思いました。


 12球団とNPBによる実行委員会が開かれ、CS制度の見直しについて議論がされたということでした。
 焦点は、シーズンでの勝利数が多いにもかかわらずファイナルステージのアドバンテージが現在の1勝のままでよいのかということでした。
 案としては必要勝利数を5勝するというものが挙がっているそうです。

 以前もいいましたが、個人的には、アドバンテージを2勝にする案は、主催球団側のうまみが減ってしまうためよろしくないと思います。
 私としては、勝利数によって試合開始時に得点を加算して試合を開始させる案がいいと思っているのですが、今回の議論を見る限りではその考えはあまり主流ではないように思いました。
 今回出ている案は、下位チームが勝ち上がるための勝利数を増やすというようですが、短期決戦での流れというのはなかなか無視できないものであり、圧倒的に負けが込んでいる場合には必要勝利数が増えたとしてもあまりアドバンテージにならないようにも思えるのです。
 CSという制度上、下剋上ができるようなシステムでなければいけないとは思うのですが、それでもシーズンでの勝利数に応じて段階的に有利になるようにしなければシーズンが軽視されてしまいますので、私としては試合開始時の得点調整が最もやりやすい調整のように思いました。

 いずれにせよ、今後の議論については注目したいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:43
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