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 こんばんは。


 先日火災のあったノートルダム大聖堂の再建案について報道があったので,取り上げてみました。

 現在再建案について色々なアイディアを募集しているところということですが,その中でスウェーデンのデザイン会社が提案したのは元通りにする再建案ではなく,屋根部分をプールにするというものだということです。
 パリの比類ない景色と建物を保管する空間体験を生み,瞑想的な公共の場となるだろうとアピールしているということです。
 その他には,ソーラーパネルを置いたり,植物園を作るなどの案もあるそうです。

 ネット上の反応は,概ねこれらの案について否定的なものが多いですが,個人的にもやはりよろしくないように思いました。
 というのは,ノートルダム大聖堂という象徴的な建物については,一般人の中でもかくあるべきというイメージがあり,そこから外れるものはノートルダム大聖堂ではないと思われるからです。
 ノートルダム大聖堂というものが多義的な概念であれば,人それぞれの解釈を入れたものを作ればいいと思うのですが,ノートルダム大聖堂はある形のものとして長い間存在し,それが人々の中に定着してしまったのですから,その定着したものに近づけるように再建するのが筋道だと思います。

 ですから,プールやソーラー施設などを作るとすれば,それはもはやノートルダム大聖堂ではなく違う建物だと思われ,再建というものとは違ったものになると思いました。
 もしもこういった建物を建設するならば,ノートルダム大聖堂という呼称をつけることは適切ではないと思いますが,そうなるとノートルダム大聖堂のあった場所に建設するわけにもいかないでしょうし,結局はユニークな案のままで終わるべきなのでしょう。


 阪神は広島さん相手に3タテを食らってしまいましたが,そのダメージは想像以上に大きいと思います。

 勝てなかった理由は,投打が噛み合わなかったことということになろうかと思いますが,特に投についてはこの3連戦で登板させたのがメッセンジャーさん,西さん,秋山さんと阪神の柱というべき投手であっただけに,影響が大きすぎると思います。

 転換点になったのは,西さんが8回まで投げたところで逆転された試合でしょうか。
 あそこでこの3連戦の流れが出来てしまったように思いますが,それでも西さんを続投させた矢野采配について誤りはなかったと思います。
 確かに,ジョンソンさんを登板させれば勝てた,そして流れから見て今日も試合もわからなかったというようにも思えますが,それでも最近中継ぎを投げさせすぎたこと,西さんには完投能力があることを踏まえて,西さん続投になった判断は致し方なかったようにも見えます。
 むしろ,ここでジョンソンさん登板を躊躇うに至った理由の一つである,先日の読売戦で大差にもかかわらずジョンソンさんとドリスさんが登板することになったことが悔やまれます。
 あの試合は,両投手を温存すべきであり,あそこで両投手を登板させざるを得なかったのは大味な試合展開を招いてしまった他の投手に大きな原因があると思っています。
 もしもあの試合でジョンソンさんらを登板させずに済んでいたら,西さんに完投までさせずともと考えたかも知れず,それが本当に悔やまれるところです。

 秋山さんですが,追い込むところまではいけるのに,そこから打たれるのは,決め球がないからなのでしょうか。
 その点をきちんと考えないと,他の球団も同じような対策を打ってくるでしょうし,これからの秋山さんの生かし方を考える上でもその点を再度考えてもらいたいものです。

 打つ方ですが,近本さんがブレーキがかかってしまっています。
 私の見たところ,背中の張りが影響しているのか,よく振れているようには思えません。
 近本さんは,開幕当初から阪神を引っ張ってきてくれたキーマンですが,まだルーキーですし,長いシーズンを思えば一度休養をさせる必要があるかもしれません。
 私であれば,最近打撃好調の中谷さんを一度代わりに試して見てもいいと思いますし,そういったところも考えてもらいたいものです。

 結局大山さんもチャンスでは打てませんし,今の阪神は打線がとにかくあまり機能できていません。
 これだけ打線がうまくいかないならば,仮に投手がどれだけ頑張っても仕方ないでしょう。
 今日は打線も投手も両方駄目でしたが,ここからどう切り替えるのかが問題だと思います。

 現状としてはあまりよくはないですが,それでも読売とのカードで貯金を稼いでおいたおかげで,現在何とか貯金借金プラスマイナス0という状態です。このことだけが今はいいことだと思います。
 近いところで阪神の真のホームたる横浜スタジアムの試合が入っていますから,そこで何とか阪神が調子を戻してくれるといいのですが。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:51

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