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2020.03.11 Wednesday
 こんばんは。


 先日無観客で実施することが検討されていたセンバツ高校野球ですが、今日の臨時運営委員会で中止が決定されました。

 甲子園大会の中止は1918年の米騒動と1941年の戦争悪化以来ということで、センバツでは初めてということです。
 当初は無観客での開催である程度感染拡大が防げるという前提で考えていたと思うのですが、政府からのイベント開催の延期期間の延長や、プロ野球等の開幕延期等の社会情勢、他の高校スポーツイベントが中止していたことのほか、仮に開催した場合の宿泊先や保護者などの球場外の問題ということも考慮の対象と挙がったようです。

 出場予定の高校球児たちにとっては大変残酷な決定だったと思いますが、社会情勢等を考えればやむを得なかったのかもしれません。
 ただ、個人的には、中止するのであれば、先週の段階でしてほしかったという気持ちもあります。
 ギリギリまで状況を見極めたかったという気持ちもわからなくもないのですが、おそらく出場選手たちは、先週無観客でも実施するという話が出たところで、これで中止の可能性は低くなったと期待していたことでしょうし、ぬか喜びさせたことは罪深いと思います。
 また、ギリギリでの中止ということで、準備していた裏方の人たちについても、その予定が直近で大きく狂うことになるわけで、そうであればもっと早くしてほしかったという声は多く出るのではないでしょうか。

 特に、プロを目指す球児にとっては、ここでの開催が人生を変える可能性もあったでしょうから、そういった意味でこの中止というものは人の人生を左右することになったかもしれないとも思います。

 運営サイドにしてみれば、このような事態になることは想定していなかったでしょうし、開催してもしなくても非難されるという中での苦渋の決断であったと思います。
 その中で、一方の結論を採用したことについては、勇気ある判断だったと思いますし、非難するつもりはありません。
 ただ、上記の通りやはり早く決めてほしかったなとは思うものです。


 今日のオープン戦では、阪神はヤクルトさんと試合しまして、藤浪さんが先発しました。
 今日の投球は、右打者の頭部あたりに抜ける球が見受けられましたが、その次の球がとても素晴らしく、これまであったようにそこから崩れるということはありませんでした。
 結果は4回2安打無失点5奪三振と、大変素晴らしい出来だったと思います。

 このような投球を待ち望んでいた側としては、今日の結果は大変うれしく思っています。
 特に、問題の抜け球が出た後で崩れなかったというのが大変大きく、一軍クラス相手にも十分通用する投球ができたことは純粋に本人の大きな自信になるのではないかと思います。
 おそらくオープン戦でもう一度、今度は長いイニングで登板する機会が与えられると思うのですが、そこでも今日と同じような投球ができるならば先発ローテーション入りするのではないかと思います。

 ただ、一点気になるのは、今日も無観客試合だったということです。
 画像を見ている限り、抜け球の後でヤクルトベンチからヤジが飛んでいましたが、日頃の阪神ファンのヤジに比べればたいしたものではないと思います。
 それだけに、これが満員の阪神ファンの前でも同じような投球ができるのかどうかが問題ではないかと思います。
 もしも次の無観客試合でもいい投球ができたものの、シーズン中で観客がいる場面で崩れてしまうことがあれば、藤浪さんの原因は阪神ファンである可能性が高いと思いますし、その場合は球界の宝を育てるために他球団に移っていただいた方がいいのではないかと思います。

 今日の試合では、大山さんもよかったですし、飯田さんのスクリューが素晴らしかったですから、概ね収穫が多いものだったと思います。
 こうなると、現時点での不安要素は外国人助っ人の出来ということになりますが、特にサンズさんについてはストレートに期待できないように思われ、今後も活躍するのか疑問に思っています。
 ボーアさんははまれば強いように思うのですが、問題は試合数を重ねる中でうまくはまってくれるのか、それともロサリオさんのようになってしまうのかということでしょうか。
 特に、シーズンが始まると、これまでと違ってヤジが増えるわけで、それが大きな逆風になるかもしれないと思うと、ボーアさんがそういった状況含めどこまでできるのかは今後の様子見というところでしょうか。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27

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