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 こんばんは。


 今日はドラフト会議が催されまして、その感想を書いてみたいと思います。

 個人的には、最高の結果とはいえないとしても、まあまあよかったのではないかというように思います、
 その理由としては、素材として素晴らしい森木さんと、即戦力左腕2名の交渉権を獲得できたことにあります。

 森木さんについては、右投げ投手で、今の段階で最速154キロのストレートを投げるそうです。このストレートは、振り遅れている打者も多く見受けられ、もしかしたら球速以上に早く感じる要素があるのかもしれません。
 変化球は主にスライダー、カーブを使いまして、いずれもなかなかの精度に達しているように思われます。
 どうやら今後のスプリット系を習得しようと考えているようですが、これも使えるようになればより三振を奪えるようになり、かなりの武器になるのではないかと思います。
 制球については、現時点ではまずまずという感じで、今後の成長に期待というところのようです。
 このように、高卒としてはかなり上位の実力があり、かつ体格も伸びしろがありそうですから、個人的には森木さんが外れ1位で取れたというのは僥倖というほかないと思います。

 森木さんは、藤川さんと同郷で、藤川さんを目指しているということで、その素材も相まって例の火の玉ストレートが期待されるところです。
 背番号は藤川さんと同じ22を用意するのでしょうか。

 2位では鈴木さんが指名されましたが、鈴木さんは最速152キロの大学生左腕です。
 体格は大きくはないものの、速球にスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して奪三振を積み上げるタイプの投手のようです。
 スタミナも十分あるようで、先発ローテーション入りが期待される投手のようです。
 記事を見ていたら、課題として制球があったものの現在はある程度克服したという話もあり、本当であればとても頼もしく思います。

 3位では桐敷さんが指名されましたが、最速149キロの大学生左腕です。
 ストレートは常時145キロ出るようで、回転数も高いということでした。
 また、変化球はスライダー、スプリット、チェンジアップ、ツーシームと多彩ということで、特にスプリット、チェンジアップ、ツーシームは見極めがかなり難しいということでした。
 これに加えて、制球力が高いということです。
 ストレートと落ちる球のコンビネーションが高い制球力で決まればかなり多くの空振りを奪えることが期待できます。

 そのほか、4位では智弁学園の前川さん、5位では亜細亜大学の岡留さんなど、外野手、中継ぎ投手といった補強ポイントにそれぞれ叶う人材を獲得できそうな見込みです。
 そのため、個人的には、今回のドラフトはなかなか上出来というように思いました。

 一方で、1位指名をした小園さんを外してしまったことや、特に西武さんの出来、すなわち隅田さんと佐藤さんという両大物投手だけでなく古賀さん、羽田さんも獲得できていたところを見るに、あちらより成功というのは憚られるかというように思いました。

 とはいえ、去年のドラフトを思えば、6位で指名した中野さんが今やチームの中軸として大活躍していますし、下位指名選手が想像以上の活躍をしてくれることもあります。
 また、楽天さんなど、多くの予想を裏切るドラフトを敢行しましたが、結局その成功失敗は5年先にならないとわからないというのが実際でしょう。
 ですから、現時点での前評判とその成果から見れば阪神はまあまあの成功という評価となろうかと思うものの、本当の評価はこれからだと期待したいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44

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