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 こんばんは。


 来季に向けて阪神は新外国人助っ人獲得を企図しておりますが、これまでのニュースを見ていたところでは、先発予定でブライアン・ケラーさん、中継ぎ抑え候補でビーズリーさん、右の外野手としてノイジーさんの獲得に乗り出しているという記事を見ました。

 各選手について調べてみると、まずケラーさんは、右投手で、ストレートは最速156キロ、カットボール、チェンジアップ、スライダー、カーブを駆使し、コントロールはまあまあいいということでした。
 今季の成績はマイナーで6勝5敗、防御率3.27ということですから、そこまで突出していいというわけでもなさそうです。
 外国人助っ人といえば速球の速さがどれだけかというのが気になるところですが、その点についてケラーさんは速いほうだとはいえ、いわゆる速球派というわけではなさそうです。
 ただ、それなりの制球力があるとなると、変化球の種類から見てもある程度まとまった投球ができそうな気がします。
 タイプとしてはガンケルさんに近いような気がするのですが、そうであればほどほどの活躍を期待してもいいのかもしれません。

 ビーズリーさんですが、右投手で、最速156キロの速球にスプリット、スライダーを駆使する投手ということです。
 メジャーでの奪三振率は12.0と高く、登板した試合数はあまり多くないものの、3Aでも奪三振率10.49ということですから、スプリットで三振を取ることに長けている投手という印象です。
 奪三振率が高いとなると抑え投手候補ということになろうかと思いますが、そうだとすると制球力がどの程度なのかというのが大変気になります。どうやらこの点はそこまでよいようではないという情報を見ましたが、実際のプレーをそこまで見ているわけではないので、まだ何ともいえません。

 ノイジーさんは、広角に打てる打者ということで、ホームランもマイナーで67発を放ったということですが、ある人の評価ではマートンさんに近いような印象ということでした。
 実際プレーをそこまで見ていないので、マートンさんというまでの評価をしていいのかはわかりませんが、広角打法ということは対応力があると思いますし、ホームラン数を見ればそれなりにパワーもあるのでしょう。
 守備位置は、今季は内野すべてを担当したということですが、外野も守れるということです。
 阪神としては右の外野手がほしいのですが、これだけどこでも守れるというような情報となると、逆に器用貧乏という印象が強いです。
 特に、これまで守れる守備位置の多い外国人助っ人はいまいちの選手が多かったような記憶があり、実際にどうなのかと不安に感じる部分もあります。
 今季は内野守備の方が多かったということですが、そうであれば外野守備はあまり得意ではないのでしょうか。もしもそうであれば、例えば佐藤さんのサードにこだわらず、佐藤さんに外野を守ってもらい、ノイジーさんにサードを任せた方がよいのではないでしょうか。
 この辺りはまだよく見ていないので多くのことは語れませんが、打力に影響しないような守備配置にしてもらいたいと思います。

 これまでの情報によれば、私としては、これらの選手たちがどの程度の実力か正確に理解はしていないものの、各選手の役割を見る限り、阪神の補強すべきポイントをよく理解して獲得を検討しているように見受けられました。
 阪神としては、特に右の外野手と抑え投手を埋め合わせることが必要不可欠でしたが、特に抑え投手は今季はだましだましやってきた印象ですから、ビーズリーさんがここにはまるかどうかが来季を戦う上で極めて重要であろうと考えています。
 ビーズリーさんについて、岡田監督は、外国人の候補リスト中では見ていた限りでボールは一番よいと述べているため、私は結構期待しています。
 ただ、投手は球の良さや変化球の精度、制球力だけでなく、日本野球に対応できるか、走者を背負ったときにどれだけ崩れないか等の点も非常に問題ですが、こればかりは表面上のデータだけで判別することは難しいですから、この辺りはある程度ギャンブル要素もあると考えなければなりません。
 外国人助っ人は、過度に期待してはいけないものの、それでも阪神は今季はFA戦線に参加しなかったので、新戦力の大半は外国人助っ人が占めるため、否応なく期待は膨らむものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:07

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