こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、台湾の大学生が保険金詐欺を企てたものの、失敗したというものがあったので、取り上げてみました。
この大学生は、昨年1月、少なくとも5つの保険会社で保険に加入したということでした。
この保険金を詐取するべく、深夜にバイクで走り、寒さのために凍傷になったというストーリーを実行することにしたということでした。
そこで、実際に凍傷になるために、自分の両足をドライアイスの入ったバケツに10時間以上浸したということでした。
これによって大学生は重度の凍傷となり、両足を切断しなければならなくなったということでした。
そして、保険会社に保険金請求を行いましたが、保険会社は凍傷を負うわずか数日前に多くの数の保険契約を締結したことや、靴や靴下の跡のない左右対称の凍傷に違和感を感じ、調査を行ったということでした。
結果、当日は凍傷を起こすほどの気候ではなく、大学生の自宅からバケツとドライアイス洋の発泡スチロールの箱などが発見されたということでした。
また、大学生について、暗号通貨の取引の損失で借金があり、暴力団に追われていた知人がいたこともわかりました。
結果、詐欺罪で起訴され、かつ一部支払われた保険金について差押の方向であるということでした。
保険金詐欺事件についてはある程度耳にすることはありますが、本件のような詐欺というには怪しい状況をたくさん作出し、かつ自分のダメージも大きいものはあまり見たことがありません。
特に、大学生は自身の両足を失うことになったわけですが、それで何も得ることができていないというのは何ともいえません。
しかも、前提として、凍傷がどのようにしたら発症するか、どの程度がやり過ぎなのかということも考えていないのでしょうし、凍傷の負い方によっては怪しまれるかも知れないという発想もなかったようにも見えますので、その点も大変残念です。
日本の法律でいうのであれば、大学生が初犯であり、かつ詐欺既遂が1件あるものの、その経済的損失の回復も図られ、他が未遂となれば、刑務所に行く可能性はあるとはいえ、そこまで長期の懲役刑ではないかもしれません。
ただ、服役が終了し、社会に復帰するにしても、両足を失ってしまいましたし、借金は相応の残るのでしょうから、これからどのようにして生きていくのか、なかなか大変であろうと想像します。
犯罪自体が基本的に割に合わないとは思いますが、今回の件は特に割に合わないものとしみじみ思いました。
プロ野球の開幕が遂に明日に迫りました。
阪神は、万全な状態とは言いがたく、今日はミエセスさんが左脇腹筋挫傷で離脱という記事も見ましたので、困ったものだと思います。
開幕に向けて準備を進めてきたのですから、調子を開幕に最高な状態に持ってくることは難しいにしても、せめて怪我をしないで開幕を迎えてもらえないだろうかと思いもします。
明日からは、オープン戦と違い、負けても気にしないという試合ではないものが始まるわけで、やはり緊張感があります。
ただ、ここまで来たら、チャンピオンチームとして、面白い戦いを見せてくれることを期待するばかりです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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