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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、市の職員がサビ掃除の作業をした結果、1400万円もの損害を出してしまったというものがあったので、取り上げてみました。


 市によると、4階建ての管理棟の屋上の手すりのさびを職員が落とそうとしたところ、そのさびが風に舞って周囲に飛散して、隣接する自動車販売会社等に駐車している車に付着してしまったということでした。
 さびは洗浄してもとれず、被害車両は合計83台に上り、修繕などの被害額が1400万円にもなったということでした。
 市の職員は、自力でさびの除去をできると判断して、業者に依頼せずに電動工具などを使ってさびを落としたということでした。
 市は関係職員の処分を検討しているということです。

 市の職員としては、さびの除去までであれば予算を使って業者に依頼するのはもったいないと考えたのかも知れません。
 除去したさびが風で近隣の自動車に付着するかもというのは想像もしなかったのだろうと思いますが、このような視点はプロであればこそ気づくものであって、市の職員にその点のケアが不十分だったというのは酷なのかも知れないとも思います。
 ですが、こうして何ら非のない人達の車に損害を与えたのであれば賠償責任を負わざるを得ないと思います。

 ただ、職員の処分については、職員が自発的に自力でさび取りを発案したのか、それとも上司がさび取りを考えて部下たる職員に指示してやらせたのかによって処分の対象が変わるようにも思いました。
 職員達に過失がなかったとは思わないので処分はありうるかもしれませんが、さびが宙に舞うところまで想像して対策をとれというのは素人には難しい部分もあるかもしれず、上司の指示によって作業を行ったのであれば指示をした上司の指示内容についても検討すべきではないかと思います。

 結局のところ餅は餅屋ということで、素人が手を出して高く付いたということなのだろうと思いますが、その根源にあるのは予算配分の問題だろうと思います。
 とはいえ、予算が無限定なわけもなく、どこに配分するかは非常に悩ましい問題です。
 今回はこのように他者に害が生じて話題に上ることになったものの、おそらくこうした案件は氷山の一角で、他者に害は出なかったものの職員がなすべきなのかというような業務は多くあるのだろうと思います。
 全てを見直せというのは業務の種類等を考えると非常に難しい問題があるとは思いますが、今回の件を踏まえて素人が手を出すことで問題になりそうなものは見直してもよさそうにも思いました。


 今日の阪神ですが、1−1でもつれ込んだ延長戦でゲラさんが2点取られて負けてしまいました。
 このところのゲラさんの不安定さについては残念であるとは思うものの、それよりも打てなさすぎる打線が酷いと思います。
 大山さんはスタメン落ちしただけでなく2軍降格にもなりましたが、大山さんの不調に象徴されるように阪神打線は見るべき点もないくらい非常に酷い状態だと思います。

 大山さんの2軍降格ですが、ここまで自信を喪失する前にもっと早めに対策していればよかったとは思います。
 ですが、4番というチームの軸としての役割を期待していた以上、岡田監督としては大山さんを代えるわけにはいかないという考えがあったようにも思われ、首脳陣の考えを理解できなくはありません。
 むしろ、問題は大山さん、佐藤さんという二枚看板を2軍落ちさせたところで打線はどうするのかという点でしょうか。
 今の打線は誰も彼もが悪いですが、かといって脅威になるような選手が中軸にいないと勝負になりづらいと思いますから、大山さんや佐藤さんといった強打者がいない打線を組むのは非常に難しい問題です。
 強打者といえば森下さんかも知れないものの、今の調子を考えると中軸は荷が重いと思いますし、非常に困った問題です。

 今の阪神では、交流戦で転落して這い上がることができなくなってしまうと思います。
 今の打線では勝ち方がわからないのですが、それでも試合は待ってくれない以上はあるもので勝負するしかないと思いますので、とにかく結果を出してもらいたいと願っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35

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