こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、大相撲の行司が横領をした疑いがあるというものがあったので、取り上げてみました。
力士会では、2011年夏場所前に、東日本大震災で被災した子供たちを支援するため、1場所ごとに1人1万円ずつ積み立てることとしたということでした。
本場所前ごとに年6回、少なくとも10年間積立を続けてきており、既に数カ所の土俵を寄贈したということでした。
ところが、この積立金について、管理している行司が残金を使い込んだ疑いが持たれているということでした。
昨年以降、力士会は、この行司に対して、残額と通帳を公開するように要求したものの、この行司は次に必ず持ってくるといって残額を証明できなかったということでした。
このようなことを繰り返したところで、関取衆が不満を示して協会の調査が入ったということでした。
日本相撲協会のコンプライアンス委員会が事情聴取を行ったところ、この行司は数千万円をギャンブルなどに使ったと離したということでした。
協会側は、さらに調査を進め、6月にも理事会の承認を経て処分が科される見通しということです。
行司といえば、相撲を公正に取り仕切るべき信頼の求められる職であるところ、今回のようなことが仮に事実だとすれば、その職の公正を大きく傷つけるものというほかありません。
この行司の行為は、他の行司の方々全体への信頼を損ねるものであり、仮にきわどい判定で負けるようなことがあった場合に、かつて問題行動を行った行司の判定に疑問を持たれてしまいかねません。
そのため、今回の行為は、法的に問題があることは当然のこと、行司という職の存在意義についても問題視されてしまいかねない大問題であると思いました。
正確な額はわかりませんが、数千万円が被害額となると、刑事処分を受けるとなれば、弁償をできなければ、前科がなくても実刑になる案件だと思います。
それだけ今回の件は非常に重い問題だと思いますが、金額が金額なだけに弁償をすることは非常に難しいように思われます。
また、使い道もギャンブルということで、弁解の余地も感じられず、この点も量刑に影響するのだろうと思いました。
個人的には、これだけの大金の管理が一人の人間に対する信頼だったというのは杜撰ではと思われる点は気になりました。
もちろん、行司という公正性を職の本質とする方がまさか横領するはずもないということは前提にあったのだろうと思われますが、それでも長期間、大金を預けていた以上、もう少し監督はなされてもよかったのではと、あくまで他人の目から見てそのようには思いました。
今日の阪神ですが、勝利をもぎ取れたはいいものの、最後まで打線が機能しなかったしょっぱい試合だったと思いました。
投手陣は文句なく頑張ったと思います。
先発才木さんは6回3分の1を117球、6安打4四球5奪三振と、なかなか苦労しながらも何とか0を重ねていけたことはさすが次世代のエースを狙う存在だと思いました、
その後も及川さん、石井さん、岩崎さん、湯浅さんと繋いでいき、最後は岩貞さんが勝利投手となったところを見て、本当に今日の投手陣はよく頑張ってくれたとありがたく思います。
延長戦になっても点を取れないもどかしい展開だったにもかかわらず、点を取られなければ負けないということを念頭に、何とか我慢してくれたのは本当に感謝したいところです。
一方、打線はなかなかチャンスが作れず、凡退ばかりでストレスの溜まる展開でした。
最終的な勝利も、結局押し出しでしたし、森下さんの選球眼に助けられたというべきですが、できればこの延長戦を打って綺麗にまとめてほしかったという気持ちはあります。
とはいえ、勝利は勝利なわけで、苦労しながら勝ち星を一つ一つ積み重ねていくことが優勝のために必要なことと思えば、ひとまずこの結果については喜ぶこととしたいとは思います。
むしろ、この展開で負けていたら、明日以降に引きずりかねないと思うと、この結果でよかったと安堵しています。
最近少し打線が湿りがちな印象ですが、打線は水物ですし、またどこかでいい場面もあるだろうと期待したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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